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滋賀だけど、名水「京の水」人気

産経新聞 5/20(土) 7:55配信

 鈴鹿山系にある東近江市の奥永源寺地域で、国道脇の湧き水を求めて県内外から多くの人が訪れている。知る人ぞ知る「名水」として、涼を求める人でにぎわっている。

 滋賀・三重県境を走る国道421号の「石榑(いしぐれ)トンネル」近くにある「京の水」と呼ばれる湧き水。古くから街道を歩く旅人に親しまれていたとされ、名前の由来は、伊勢(三重)から京を目指す旅人が、この地点を境に「京都圏」に入ったと考えていたことにちなむと伝わる。

 三重県四日市市の木村稔さん夫婦は「味がまろやかで、ご飯にもお茶にも合う。これまで探してきた中で、ここが1番うまい」と話す。毎月2回以上、水くみに訪れているといい、タンクなどに湧き水をくみ、乗用車に積み込んだ。

 奥永源寺地域は石榑トンネルが開通してから交通量が大幅に増加。平成27年に廃校跡を利用して「道の駅」も開業し、訪れる人が増えている。

 地域で観光ガイドを営む前川真司さん(30)は「奥永源寺の景観を楽しみながら、名水にも足を運んでほしい」と話している。

最終更新:5/20(土) 7:55

産経新聞