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元関脇豊ノ島 幕下での連敗を3で止める「もう1回、琴奨菊とやりたい」

デイリースポーツ 5/20(土) 15:28配信

 「大相撲夏場所・7日目」(20日、両国国技館)

 元関脇で東幕下19枚目の豊ノ島(33)=時津風=が駿馬(35)=伊勢ケ浜=を寄り切り初日からの連敗を3で止めた。「気持ちを高めて土俵に上がった。相手が年上なので若い気持ちでいかないとダメだと思って」と、白星をかみしめた。

 昨年7月場所前に左アキレス鍵を断裂。2場所全休し、昨年11月場所で幕下に陥落した。先場所は場所前に右ふくらはぎを痛め、1勝5敗1休。一場所では十両に戻れない地位まで落ちた。

 「(土俵下の控えに)座布団もないんだなあと。幕下上位5番まではあるんだね。ずっとそこにはいたから気付かなかったけど、『あ、そうか』と。差を感じました」と、苦笑いで振り返った。

 前日は荒磯親方(元幕内玉飛鳥)から毎日、激励を受けていることを明かしたが、この日の取組後は、「大関から陥落して今、関脇のあんまり星の上がっていない琴なんとかさんからも言われた」と、琴奨菊からも励まされていることをにおわせた。

 「『稽古をガンガンやる必要なんてない。感覚だけで大丈夫だから。みんな研究してくるけど研究されても自信を持っていけばいい。俺はもろ差しをどんなに研究しても入られた』って」。

 普段は相撲の話をしない家族からも心配された。愛妻からは「顔が弱気になっている。そんな顔を見たくない」とピシャリ。娘からは「負けたら悲しい。辞めないでね」と懇願された。

 パパはもう一踏ん張りを誓う。「もう一回、(琴奨菊とも)やりたいし、上でやりたい。ダラダラするのはダメだけど、あきらめずに土俵に上がる」。前日は「あと5年やる」と話したが、上方修正。「5年と区切ったのがダメ。何年でもやります」と、上だけを見た。

最終更新:5/20(土) 16:49

デイリースポーツ