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「記録文書確認できず」 加計学園 文科相が調査結果公表

産経新聞 5/20(土) 7:55配信

 松野博一文部科学相は19日、学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設計画に関する記録文書の存否について、同省職員への聞き取り調査を行った結果、「該当する文書は確認できなかった」と明らかにした。

 文書は民進党が入手。文科省と国家戦略特区を担当する内閣府とのやり取りを記録したものとされ、内閣府側の発言として「官邸の最高レベルが言っていること」「総理の意向だ」などと記載されていた。

 文科省は民進党の調査チームから示された8枚の文書について、高等教育局長や担当審議官、内閣府とやり取りした専門教育課長ら7人を対象に、該当する文書の存在の把握や、作成に関わったかどうかなどを調査した。国家戦略特区に関する電子データを保存している共有ファイルを調べたり、7人への聞き取りを実施した結果、該当する文書を作成したり共有した職員はいなかった。

 内閣府側から「総理の意向」などと言われたとされる記述について、担当職員は「言われたことはない」と回答。内閣府側と特定の日時に行ったと記された協議については「いろいろなレベルでやっているので、記憶がはっきりしない」と話したという。

 パソコンの個人ファイルへの調査の必要性を問われた松野文科相は「必要ない。共有ファイルとヒアリングで足りる」と述べた。

 この文書をめぐっては、菅義偉官房長官がこれまでの記者会見で文書内容を重ねて否定している。

最終更新:5/20(土) 7:55

産経新聞