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GDP、5期連続成長!秋にはアメリカの景気失速で日本にも影響か

ホウドウキョク 5/20(土) 11:30配信

今年の1-3月に日本経済の活動全体でどういうところに付加価値(イメージとしては経済活動の儲け)の要因があったのか。

GDPの6割を占めるため、個人消費は重要。今回、個人消費は増えた。

輸出は2.1%増えている。主にアジアでスマホ関連などの需要が増えていて、関連する高品質の部品の輸出なども増えているためプラスに影響した。

設備投資も増加。国内では人手不足で65歳以上の現役の働き手が減っている。人手不足を解消しようとして人を雇うより、コストが安くなるということで作業用ロボットを導入する動きから設備投資が増えている。

住宅投資も増加。日銀がマイナス金利をしていて、それに合わせて金利が低い。たとえば10年固定で0.5%の住宅ローンという歴史的超低金利住宅ローンのため、住宅の投資も強くややプラスだった。また、低金利でお金を借り、アパートを建てて相続税の対策にする。そのためアパート投資が多かったのも影響した。

よく4月の年度変わりに値上がり品が増える。会社によっては商品戦略で値下げして買ってもらおうという狙いもあるが、原油価格に関連した値上がりがこのところ目立つ。人々は値上がりすると財布のヒモをしめるため、物価が上がってくると個人消費の手控えに繋がるかという懸念もあり、個人消費は今後も注意深く見ていく必要がある。

5月17日はニューヨークでダウ平均株価が下がり、それを受けて18日の日本株も下がった。

政治リスクは続く。これからのトランプ大統領の発言も注意。欧米ではフランス大統領はポピュリズム系の人ではなかったから安心感が漂うが、今年は海外の政治リスクの経済への影響に注意が必要。
そのため、人々の気持ちの面、企業活動では海外向けなどで活動している会社の生産の手控えなどが出てくると、日本国全体の儲けに影響する。生産が縮んでいくと心配だ。

2008年9月に起きたリーマンショックが、2017年9月15日で9年になる。

リーマンショックはある意味特殊な経済現象だったが、景気が思いっきり下がったので、当時からいろいろな景気回復政策を実行してきた。景気は循環しているが、9年もたっているためリーマンショックを底と見たときから上がっていったものの、変化の兆しがあるのか、気にしないといけない。

アメリカもトランプ大統領への期待で景気のムードはよかったが、4月の下旬くらいからのアメリカの景気に関するデーターを見ると、少し横ばい傾向ともとれる。今年の秋にはアメリカの景気のスローダウンの可能性も捨てきれない。

世界経済のけん引役はアメリカで、特に日本の製造業はアメリカに影響を受けるところが多いため注意してみる必要がある。

4-6月の動きは夏休みのお盆くらいに発表されるから、次のGDPがどうなるか神経質に見ていく必要もあるだろう。

最終更新:5/20(土) 11:30

ホウドウキョク