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安全な町にと治水推進 京都府中丹管内土木

5/20(土) 8:01配信

両丹日日新聞

道路89カ所、河川76カ所計86億円

 京都府が、今年度に中丹地方で行う公共土木・単独土木事業を発表した。当初予算分で、公共土木が64カ所、単独土木107カ所の計171カ所86億6400万円。福知山を管轄する中丹西土木事務所では治水関係や危険な道路の改良など、安心安全なまちにするための事業を進める。

 内訳は道路・街路89カ所32億2100万円(うち中丹西土木事務所分14億8200万円)▽河川・砂防76カ所47億5600万円(同34億6800万円)▽その他6件6億8700万円(同2億8千万円)。

法川・法川の浸水対策に21億円

 治水関係としては、2014年の8月豪雨で市街地の広範囲に床上床下浸水の被害をもたらした弘法川、堀方面に大きな被害を出した法川の浸水対策特別緊急事業に21億円を充てる。

 15年度から取りかかっており、今年度も引き続き川の掘削工事や護岸工事を進める。弘法川の最下流(由良川合流)部には調整池を設けることにしていて、用地買収を行い、年度中の一部着工をめざす。法川は野家、内田付近で用地買収ができたところから工事に着手している。

戸田橋の下部工完了、橋桁も年内に現地で

 国による由良川の堤防築造工事に伴い、架け替えをしている戸田橋については、この5月で下部工が完了する。出水期に入る6月からは現地での工事ができないが、橋桁など上部工の工場内製作にあたる。

 出水期が終わった11月ごろから現地での工事に入る。通行止めは19年5月までとしているが、「なんとか18年のうちには通行できるようにしたい」と意気込んでいる。

 戸田橋近くの私市では、大雨のたびに氾濫する相長川改修が、国の由良川改修と連動して進んでいる。集落をうねって流れていたものを、新しいルートに付け替えていて、川をまたぐ新しい橋を築造。今年度中に新しい橋を通れるようにする。

 上豊富地区の榎原川は、豪雨災害を受けて14年度から河道整備が取り組まれてきた。一部を繰り越し、今年度で一区切りとなる。事業費は4億4200万円。川岸が大きく削られたりして、原形復旧では再度災害が起きた際に防ぎきれないため、約3・9キロにわたり掘削や護岸工などを行い、流れる水の量を増やした。

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最終更新:5/20(土) 8:01
両丹日日新聞