ここから本文です

恐竜化石生かしネットワーク形成 むかわ、丹波、篠山、御船で覚書

苫小牧民報 5/20(土) 15:52配信

 むかわ町の竹中喜之町長が22日から兵庫県丹波市を訪問する。23日には同市役所で懇談会が計画されており、席上でむかわ町と同様に恐竜の化石が産出している同市や同市近隣の篠山市、熊本県御船町と情報発信や人、展示物の交流など自治体間での恐竜化石を生かしたネットワーク形成に向けた覚書を交わす予定だ。

 むかわ町穂別地区ではハドロサウルス科恐竜「むかわ竜」、丹波市では「丹波竜」、御船町は「ミフネリュウ(御船竜)」の化石が見つかっている。昨年8月には穂別町民センターで開催された第1回恐竜ワールド講演会で「丹波竜」の恐竜化石を発見した一人、村上茂氏が講演したほか、町議会、職員による交流も進められてきた。

 ネットワークの形成に向けた取り組みは当初、1市2町の間で進められてきたが、丹波市の隣まちで、化石の宝庫と呼ばれる篠山層群がまたがる篠山市も加わった。覚書を交わした後、各自治体の担当者で内容をさらに詰めた上で、秋ごろまでに具体的な連携についての協定を締結していく考えだ。

 むかわ竜は4月下旬、むかわ町立穂別博物館と北海道大学総合博物館がこれまでにクリーニングを終了した部位を公開。8メートルを超える国内最大の恐竜全身骨格で、恐竜が最も栄えた白亜紀後期(約1億年前から6600万年前)の恐竜全身骨格、植物食の恐竜全身骨格、海成層から発見された全身骨格としては、いずれも日本初となると発表され、注目を浴びている。

最終更新:5/20(土) 15:52

苫小牧民報