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NASA、3Dプリントによる「宇宙用チェインメイル」を開発中

5/20(土) 12:10配信

ギズモード・ジャパン

すごく強そう。

チェインメイル(鎖帷子)といえば中世の騎士が羽織っていた防御用の服…ですが、カリフォルニアにあるNASAジェット推進研究所のRaul Polit Casillas氏が率いるチームは、現在そのチェインメイルに似た素材を宇宙船と宇宙飛行士のために開発しているんです。

この宇宙用チェインメイルの特徴は、3Dプリントによって作成されていること。つまり、宇宙ステーションだろうが将来の月面基地だろうが現地で生産可能なんです。表側のタイルのような面は、光を反射することにより温度上昇を阻止。裏側のいかにもチェインメイルっぽい面は、光や熱を吸収するように特殊なデザインが施されています。

この素材は宇宙服だけでなく宇宙空間での居住地区に利用したり、さらには他の惑星での宇宙船の着陸地点に設置したり…とさまざまな応用が期待されています。またスペースシャトルの断熱材として利用されたセラミック素材にくらべ、比較的自由に変形させられるのも使い勝手がよさそうです。

未来の火星移住計画などを考えたとき、必要な資材はできるだけ現地で生産できるに越したことはありません。さらに資源の限られる(と思われる)他の惑星では、多機能な素材が望まれるはず。中世の戦場で活躍したチェインメイルが、いつか地球を離れた宇宙で活躍する日がくる…かもしれませんよ。

image: NASA
source: NASA via New Atlas

Andrew Liszewski - Gizmodo US[原文]
(塚本直樹)