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「徳は孤ならず/必ず隣有り」帰宅放送に論語の教え 多久市の防災無線 佐賀

5/20(土) 12:50配信

佐賀新聞

 今月から、多久市の小中学生の帰宅を促す防災無線放送で、「論語」の一節が読み上げられている。市内には儒学の祖・孔子をまつる多久聖廟があることから市民から「大人も参加できる論語教育を」との声が上がり、教育委員会が“論語放送”を実施することで応える形になった。

 1回目の論語の教えは「徳は孤ならず/必ず隣有り」(徳ある人は孤立しない。必ず仲間が現れる)。小学1年生から論語を学ぶ市内の児童・生徒にとって、なじみのある一節で、放送が始まると、さほど耳を傾けることなく家路に急ぐという。

 市民からは「意味は何?」との問い合わせとともに、「声が美しい」と別方面で論語放送への好感が広がっている。アナウンスを担当する同教委職員の紫村直美さんは「節の切り方が難しい。でも、自分も学ぶつもりで毎月、論語を紹介します」と意気込んでいる。

最終更新:5/20(土) 12:50
佐賀新聞