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社福法人に8千万円返還請求 障害者給付金不正で /松戸

5/20(土) 12:17配信

千葉日報オンライン

 千葉県松戸市六実の社会福祉法人「まつど育成会」が、運営する障害者施設の利用者のための生活介護給付金を不正に受給していたとして、市が「不正で悪質」として加算金を上乗せした約8219万円の返還請求をしていたことが19日、分かった。同会は「法の理解や認識が甘かった」と認め返還に応じる方針。

 市によると、2015年3月、同会施設の利用者男性の保護者が、療育手帳更新のため市障害福祉課を訪れた際、男性が廃棄物処理工場で作業していることに対応した職員が気付いた。

 作業が就労に当たるとして市は千葉県に報告し、県と立ち入り調査。10年4月以降の書類を調べた結果、同会が運営する3施設の利用者男性6人、女性1人について、就労させていたにもかかわらず、生活介護サービスを提供していたものとして給付金を請求していた。

 県は今年4月、同会に改善を勧告した。市は今月11日、12年3月~15年4月の3年分の不正受給約5870万円に40%の加算金約2348万円を加えて返還請求した。市は今後、3カ月ごとに立ち入り調査する。市内のほかの4社会福祉法人も調査したほか、障害者総合支援法の改正が多いため、相談の場を設ける。

 同会の早坂裕実子常務理事は「作業は(同法が求めている)生産活動の提供のつもりだったが、法解釈の間違いや手続きミスがあった。反省し、今後は市に相談していきたい」と話した。

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