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もう自撮りに棒はいらない? 小型、高性能へ進化を続ける「セルフィードローン」とは

乗りものニュース 5/20(土) 14:20配信

棒のかわりにドローン?

 観光地などでお馴染みの、スマートフォンを先端にはめ込んでセルフィー(自撮り)を撮影できる「自撮り棒」。しかしこの自撮り棒は人にぶつかるなどの危険性があるとして、アミューズメント施設を中心に利用を禁止する動きが広まっています。

【写真】スマートフォンと一緒に持ち運べる「AirSelfie」

 一方、ドローン業界を見ると「小型でセルフィーが撮影できる」を売りにした「セルフィードローン」が大流行。はたしてこのセルフィードローンは、自撮り棒のかわりになるのでしょうか。

 自撮り棒は数年前からブームが続いており、2014年にはTIME誌で「今年最高の発明品」のひとつに選ばれたことも。スマートフォンの普及とともに、世間に受け入れられたアイテムです。

 一方セルフィードローンの歴史は浅く、世間一般に知られるヒット製品が登場したのは2016年になってから。たとえば同年にZero Zero Robotics社(アメリカ)が発表したセルフィードローン「Hover Camera」は、本体中央から折りたたむとパスポートサイズにまで小さくなるのが特徴で、本体前面には1300万画素カメラが搭載され、4K動画の撮影も可能です。

「Hover Camera」は本体を広げると自動で飛行を開始し、撮影者の顔を認識してセルフィーの撮影を行います。またローターはメッシュ状の本体ボディに収納されているため、撮影者や周囲の人を傷つける心配もありません。しかし本体重量が242gで、日本では航空法の規制によって人口密集地での許可なしの飛行ができないのです。国内販売が始まってはいるものの、残念ながら自撮り棒の代わりにはならなさそうです。

航空法も大丈夫? より小型化したセルフィードローン

 せっかくの高性能セルフィードローンでも、人混みで飛ばすことができなければ使い道が限られてしまいます。そんななか、2017年5月に発売を開始したのが、AirSelfie社(イタリア)の小型セルフィードローン「AirSelfie」です。

「AirSelfie」は「Hover Camera」よりもずっと軽量で、本体重量はわずか61g。これなら航空法にも引っかからず、人口密集地での飛行もできます。本体前部には500万画素カメラを搭載し、空中から集合写真やパノラマ写真の撮影も可能。また手で触って本体の位置を調整することもできます。

 さらにその本体は、スマートフォンと一体化するケースに収納し持ち運ぶことができるため、いざ自撮りしたいときに手元にないといった事態をほぼ解消できるでしょう。またこのケースでは、ドローン本体の充電も可能です。

 2017年5月現在、「AirSelfie」は公式サイトにて販売中で、日本向けの価格(専用ケース込みで3万6800円・税送料込)も案内されています。

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最終更新:5/20(土) 14:20

乗りものニュース