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さいたま市長選21日投開票 現職・清水氏が優位、新人2人が追う

埼玉新聞 5/20(土) 10:30配信

 任期満了に伴う埼玉県のさいたま市長選は21日、投開票される。3選を目指す現職の清水勇人氏(55)が先行し、元衆議院議員の中森福代氏(67)、さいたま地区労働組合協議会議長の前島英男氏(64)=共産推薦=の新人2人が追う展開となっている。旧浦和、大宮、与野の3市合併後5度目、旧岩槻市合併後4度目となる市長選。“市民党“を掲げる3候補は、大規模イベント開催の是非や、128万都市の将来ビジョンなどを巡って舌戦を繰り広げ、最後の追い込みを掛けている。

 中森氏は、衆議院議員時代の人脈から元国会議員らを応援弁士に招いている。「唯一の女性候補」を強調。大型イベント開催を批判し、「税金をイベントにつぎ込むか、教育、防災、生活に回すか、二者択一の選挙」と支持を呼び掛けている。20日は、打ち上げとして午後6時から浦和駅東口、同7時半から武蔵浦和駅東口でマイクを握る。

 共産党推薦で元教師の前島氏は“あったか先生“と称して語り掛けるような演説を行う。大型イベント反対を前面に出し、市民生活のために税金を使うことを訴える。教師生活37年で体験した教育現場の実情も紹介し、「行政と現場の溝は大きい」と、市民の視点に立った市政を約束する。20日は午後7時半から、浦和駅東口で締めくくる。

 清水氏の街頭演説には民進改革や、個人的に支援している自民、公明の市議らが並び、政党色排除を貫いた4年前とは変化。2期8年の実績をPRし、これから起こる人口減への備えを強調。「持続可能なまちづくりへ、私にかじ取りを任せてほしい」と訴える。20日は午後5時から浦和駅東口、同6時半から大宮駅西口で打ち上げる。

 有権者数は6日現在、105万6486人(男52万4694人、女53万1792人)。18日までの期日前投票者数は4万4484人で、前回選挙同時期(4万5733人)の0・97倍。期日前投票者数の前回最終結果(7万3014人)を上回るか微妙な状況だが、市選管は「最終日の土曜は毎回投票者数が増える傾向にある」と話す。

 21日は市内10区の242カ所で午前7時から午後8時まで投票が行われ、同8時50分から開票される。結果確定は午後10時20分ごろの見通し。

最終更新:5/20(土) 11:54

埼玉新聞