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シャラポワがウィンブルドン前哨戦でワイルドカード獲得 [女子テニス]

THE TENNIS DAILY 5/20(土) 13:33配信

 マリア・シャラポワ(ロシア)は、薬物使用による出場停止のため全仏オープンのワイルドカード(主催者推薦枠)を拒否された2日後、ウィンブルドンに先立つグラスコートの大会、「AEGONクラシック」(WTAプレミア/イギリス・バーミンガム)からワイルドカードを受け取った。

薬物使用と戦うなら、シャラポワのために涙を流すな [AP通信コラム]

 ワイルドカードへのお礼として、シャラポワは今年と来年のバーミンガムの大会への出場を確約した、とイギリス・ローンテニス協会の責任者、マイケル・ダウニー氏は言った。

「これは軽々しく取られた決断ではない。我々は、皆がこの決断に同意しないであろうことは認識しているが、シャラポワは科された罰の刑期を勤め上げ、今、戻ってきて高い質のテニスをプレーしている」とダウニー氏はコメントした。

 AEGONクラシックは、ウィンブルドンの2週前の6月19日に始まる。シャラポワは、2004年と2005年にバーミンガムでタイトルを獲得していたが、ここ7年は大会に出場していなかった。

 薬物使用による15ヵ月の出場停止処分の期間は先月に終わり、シャラポワは、ふたたび大会に自動的に出られるレベルにまでランキングを上げるよう努めるため、WTAツアーの3大会の本戦にワイルドカードで出場していた。

 世界ナンバーワンのアンディ・マレー(イギリス)、アンジェリック・ケルバー(ドイツ)をはじめとするプレーヤーたちは、シャラポワが薬物使用による出場停止処分後に大会へのフリーパスを受け取ることについて、公の場で意見を言っていた。そして選手たちの多くが、故障から戻ったときとは反対に、薬物使用による出場停止からの復帰で大会の招待を受けるのはおかしいのではないか、と意見を口にしていた。

 全仏オープンはそれに同意し、2度全仏を制した元チャンピオンのシャラポワであっても、今月始まる全仏のワイルドカードを与えない、という決断を火曜日に下した。

 今週のローマ(WTAプレミア5/クレーコート)で2回戦に進出する前の彼女のランキングは211位で、全仏の予選に出場するには十分ではなかったが、今、ウィンブルドンの予選の出場権を得るに十分なだけ順位は回復した。

 ウィンブルドン開催を司るオールイングランドクラブ小委員会は、彼女に本戦へのワイルカードを与えるか否かについて、6月20日のミーティングで決めることになる。シャラポワは、2004年にウィンブルドンで優勝を果たしている。

 6月12日から始まるオランダ・スヘルトーヘンボスの「リコー・オープン」(WTAインターナショナル/グラスコート)もまた、シャラポワにワイルドカードを差し出している。(C)AP(テニスマガジン)

Photo: ROME, ITALY - MAY 15: Maria Sharapova of Russia in action during the match between Maria Sharapova of Russia and Christina Mchale of USA during The Internazionali BNL d'Italia 2017 - Day Two at Foro Italico on May 15, 2017 in Rome, Italy. (Photo by Giuseppe Bellini/Getty Images)

最終更新:5/20(土) 13:33

THE TENNIS DAILY