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打撃V字回復の阪神・鳥谷、近づく2000本安打 今季好調の要因は?

Full-Count 5/20(土) 11:01配信

打率3割超え&出塁率リーグ1位の鳥谷

 最近の阪神の好調の原動力はベテラン野手の活躍によるところが大きい。中でも鳥谷敬は、昨年まで守備でも打撃でも衰えが目立っていたが、今季は鮮やかに復活している。

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 阪神は5月19日までに38試合を消化したが、昨年の同じ試合数までの鳥谷の打撃成績を比較しよう。

○2016年
38試合132打数32安打1本塁打14打点23四球25三振、打率.242

○2017年
38試合126打数39安打1本塁打17打点24四球18三振、打率.310

 ひと目でわかるように安打、四球が増え、三振が減っている。打率も3割を超えている。打者としての鳥谷の最大の持ち味は、選球眼の良さだ。じっくりと投球を見極める技術はセ・リーグでもトップクラス。今年の鳥谷は安打数も大幅に増えたため、出塁率.414はリーグ1位になっている。それに加えて三振も大幅に減少、四球数が三振数を上回っている。

打撃成績向上には三塁コンバートも影響?

 打撃成績の向上は、糸井嘉男の加入が大きいと思われる。糸井が打線に加わることで、鳥谷は昨年より投手のプレッシャーが軽減され、楽に打席に立っているのではないか。そして守備位置が遊撃から三塁に代わったことも大きい。

 三塁手としての鳥谷は、とりたてて優秀とは言えない。セ・パ両リーグの規定試合数以上の三塁手のRFG(守備範囲を示す数値、守備機会÷試合数)と守備率(18日時点)は以下の通り。

  RFG  守備率
ダフィー(ロ) 2.69  .963
ウィーラー(楽)2.65  .918
マギー(巨)  2.42  .989
中村剛也(西) 2.21  .987
レアード(日) 2.18  .902
松田宣浩(ソ) 2.18  .978
小谷野栄一(オ)2.16  .947
鳥谷敬(神)  2.08  .963
安部友裕(広) 1.79  .926

 三塁手として、鳥谷は守備範囲が狭い。またすでに3失策しているように、確実性があるとも言えない。しかし、今季は守備面での問題点を指摘されることは少なくなっている。内野守備の要、遊撃手に比べれば三塁手は守備への期待値が小さいからだ。

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最終更新:5/20(土) 11:03

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