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28日開幕の全仏OP 100年超の歴史<テニス>

tennis365.net 5/20(土) 12:36配信

全仏オープン

花の都パリを舞台に行われる全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)。28日より本戦が開幕する同大会の100年以上の歴史を振り返る。

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全仏オープンの歴史は1891年にまで遡る。スタッド・フランセ・クラブで行われた第1回大会はフランス人の男子選手のみが参加出来る大会だった。女子シングルスは6年後の1897年に追加され、その後ミックスダブルスと女子ダブルスも種目に加えられた。

30年以上は国内大会として行われていたが、1925年から国際大会に変更。外国人選手も出場出来るようになった。

1928年には現在と同じ場所に会場を変更。会場の名称は第一次世界大戦で活躍したパイロットの名前からとり、ローラン・ギャロスと名付けられた。

1968年にはグランドスラムとして初のオープン大会となり、プロとアマチュアが区別なく参加出来るようになった。

それまでコートAと呼ばれていた準センターコートに「スザンヌ・ランラン」の名前がついたのは1997年。

スザンヌ・ランランは1900年代前半に活躍したフランス人女子選手で、シングルスではウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)と全仏オープン(国内大会時代含む)を6度優勝した。また、1920年に行われたアントワープ・オリンピックではシングルスとミックスダブルスで金メダルを獲得している。

1995年に完成した現在のセンターコートの名前は6年後の2001年に、ITFの会長を経験し、テニスのオリンピック復活に貢献したフィリップ・シャトリエ氏から付けられ、現在に至っている。

全仏オープンと言えばR・ナダル(スペイン)の印象が強いが、これまでの歴史の中でも同じように全仏オープンのレッドクレーコートを得意とした選手は多くいる。

男子選手では、M・デキュシス(フランス)が国内大会時代に8度の優勝、B・ボルグ(スウェーデン)が6度タイトルを獲得した。

女子選手ではC・エバート(アメリカ)が最も多く、7度の優勝。S・グラフ(ドイツ)とスザンヌ・ランランはこの大会を6度制覇した。

また、全仏オープンは風による土煙や、雨によるバウンドとボールの変化など、他のコートと大きく異なる点がある。試合の中でも、変化していく気候への対応が必要なため、トップ選手が敗れることもしばしばで、番狂わせの多い大会とも言われている。

しかし、グランドスラムの中で唯一屋根付きのコートがないこの大会は、度々の雨に悩まされいる。そのため、センターコート「フィリップ・シャトリエ」への屋根設置を検討しており、2020年までに完成予定となっている。

新たな変化を受け入れながら、伝統的なレッドクレーコートで開催される全仏オープン。今後も多くの観客が訪れ、多くの名勝負が生まれることだろう。

tennis365.net

最終更新:5/20(土) 12:36

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