ここから本文です

上戸彩から我が子へ「こういう役でも胸を張って仕事に行くお母さんの背中見て」

スポーツ報知 5/20(土) 15:00配信

覚悟の復帰作「昼顔」で不倫愛

 女優の上戸彩(31)が主演する映画「昼顔」(西谷弘監督)が6月10日に公開される。一昨年8月に第1子となる長女を出産したが、今作で女優復帰。14年7月期にフジテレビ系で放送され、俳優・斎藤工(35)と演じる“不倫愛”が社会現象となった連続ドラマの続編で、濃密なラブシーンにも挑んだ。「こういう役でも、子供に胸を張って仕事に行くお母さんの背中を見てもらいたい、と思って受けました。それが女優というお仕事」。母親としても、女優としても、強い覚悟を固めている。

【写真】総額3億円のジュエリーを身に着けて登場した上戸彩

母や叔母が後押し

 平日昼間に夫以外の別の男性と恋に落ちる主婦のことを指す造語「平日昼顔妻」をテーマに、平凡な主婦・笹本紗和(上戸)と高校の生物教師・北野裕一郎(斎藤)の禁断の不倫愛を描いた連続ドラマ「昼顔」。上戸にとって「元気」、「ハツラツ」といったイメージを覆し、新境地を開いた作品だ。映画化のオファーに、スタッフへの信頼が女優復帰を後押しした。

 「本当に(脚本の)井上由美子さんの本が好きで、西谷さんの演出が好きで、工くんといる時間がすごく居心地がいい。帰る場所があるというか、助けてもらえるのかな、という思いもありました。普段、子供を見てくれている母親や叔母も、『続編が見てみたい』と言ってくれて『何悩んでるのよ、頑張りなさいよ』と背中を押してくれて。その言葉に甘えて決めました。子供と離れる不安はあったけど、撮影への不安はなかったです」

 復帰作を「できれば映画で」という思いもあった。

 「ドラマとの違いは、与えられる時間ですね。連ドラは、切羽詰まっていく中で、気付かぬうちに(役の)紗和になっていたり、紗和から抜ける時間の方が少なくなっていたり。寝られなくて、いっぱいいっぱいの中でできるチームワークもすごく好きですけど、映画のように台本ができるのが早かったり、ワンシーンが長くて、向き合う時間があるのもいいなって。今回は、先にドラマがあってから映画になったというのも、ありがたかったです」

 撮影は昨年9月から約2か月間。連ドラの最終回で別れざるを得なくなった2人が、3年後、海岸沿いの小さな町で運命的な再会を果たす。撮影初日が2人の再会シーン。2年ぶりの撮影だったが、斎藤が演じる北野の声を聞いた瞬間、涙がボロボロとこぼれた。

 「(昼顔の)撮影が2年間空いていたので大丈夫かな、と思っていたのですが、見た目を紗和にしていただき、最初の段取りで工くんの声を聞いた瞬間で、心が締め付けられて涙が出ちゃった。連ドラでは北野先生の学校アナウンスでお別れなんですが、別れた時の紗和の気持ちに一気に戻れました」

 「ソウルメイト」と全幅の信頼を寄せる斎藤とのシーンはもちろんだが、伊藤歩(37)が演じる北野の妻・乃里子との“女のプライドの闘い”も強く印象に残っているという。

 「すごく頭を使いました。2人が素直に話すことができればいいけど、心でも頭でも計算し合うというか、やっぱりぎくしゃくしてくる。目線ひとつにしても監督と相談して決めました。歩ちゃんとも、みなさんが恋愛トークをするのと一緒で、自分たちならどうする? こんなこと言えるかな?とか、腹を割って相談しました。工くんも歩ちゃんも、幼なじみみたいな感覚。一緒にいて楽ですね」

1/3ページ

最終更新:5/20(土) 20:21

スポーツ報知