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「死ね」「消えろ」暴言も 藤沢市教委が体罰を調査

カナロコ by 神奈川新聞 5/20(土) 9:02配信

 藤沢市立学校で2016年度に起きた体罰の実態調査の結果がまとまった。教諭や児童・生徒らにアンケートを行った市教育委員会によると、部活動中に生徒を足で蹴ったケースのほか、生徒に対し「死ね」「ばか」など「人権に関わるような暴言があった」(市教委)ことが明らかになった。

 教諭対象の調査では、男性教諭からの自己申告が1件あった。中学校の部活動中に生徒の尻を蹴ったケースで、アンケートの実施前に教諭が自ら校長に報告し、「生徒が指示通りに動かなかったので蹴った。その場で生徒に謝罪した」などと説明したという。市教委はこの事案について県教委に報告した。

 さらに、中学校の男性教諭が生徒に対し、「死ね」「ばか」などの暴言を浴びせていたことが、児童や生徒、保護者への調査で判明。市教委は教諭に指導を行った。教諭は「部活動中に勝敗が懸かる場面で、興奮してつい口から出てしまった。不適切だった」と話しているという。

 このほか、「ばかたれ」「消えた方がいい」などと児童や生徒に対して問題発言をした小中学校教諭計17人が校長による継続的な指導を受けた。

 市教委は12年度から毎年調査を継続。今回はことし1月に市内の小中学校、特別支援学校の教諭ら1800人と、児童や生徒、保護者を対象に実施し、結果を今月17日の市教委定例会に報告した。

最終更新:5/20(土) 9:02

カナロコ by 神奈川新聞