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サマソニ翌日、音響派歌姫フアナ・モリーナが京都メトロに

5/20(土) 12:00配信

Lmaga.jp

2000年に発表したアルバム『セグンド』が日本の音楽フリークの間で話題を集め、やがて元トーキング・ヘッズのデヴィッド・バーンとの全米ツアーや英国の名レーベルである「ドミノ」との契約によって、世界的な評価を獲得してきた、アルゼンチン発のフアナ・モリ―ナ。8月20日に「京都メトロ」(京都市左京区)で来日ライブをおこなう。

幽玄な歌声にフォーク、ポスト・ロック、エレクトロニカ、南米サイケデリアなどの要素が極めて独自の感覚でミックスされた摩訶不思議なサウンドから「アルゼンチン音響派の歌姫」とも形容されてきた彼女だが、その音世界はアルバムを発表するごとによりジャンルレスかつ孤高のものへと深化を遂げてきた。

2000年代後半の作品ではミニマル・テクノ的なストイックな音へと傾倒していたが、ライブプロジェクト『コンゴトロニクスVSロッカーズ』への参加などを経て13年に発表された『ウェッド21』ではほとんどの楽器を自身でこなして、よりカラフルな新境地を提示。そして、約3年半ぶりに発表された最新作『ヘイロー』ではディアフーフのギタリストのジョン・ディートリックを数曲ゲストに迎えながら、前作での色彩感豊かなサウンドをより立体的に発展させたようなサウンドをヴィヴィッドに展開している。

そんなマジカルな魅力健在の最新アルバムとともに、今年のサマーソニックの東京公演にEGO-WRAPPIN’の中納良恵をゲストに迎えたスペシャルなセットで出演(8/19)することが発表された彼女が、翌日「京都メトロ」において単独公演を行うことが決定。過去の来日時には高橋幸宏、レイ・ハラカミ、EGO-WRAPPIN'、ROVOの勝井祐二、山本精一、クラムボンの原田郁子、リトル・クリーチャーズ、相対性理論といった面々と共演し、アーティストからの評価も高い彼女。リアルタイム・サンプリングを駆使してその場でループを作り、幻想的なコーラスや独特のトーンに電子音などを重ねながら構築していくライブ・パフォーマンスはレコーディング作品とはまた違ったマジカルさに満ちたもの。南米音楽マニアから先鋭的なインディ・ポップ・フリーク、テクノ・ヘッズまで、あらゆる音楽ファン必見です。

文/吉本秀純

最終更新:5/20(土) 12:00
Lmaga.jp