ここから本文です

カターレ勝利 横浜に1-0

5/20(土) 15:03配信

北日本新聞

 明治安田J3は20日、各地で2試合が行われ、カターレ富山(暫定3位)は県総合運動公園陸上競技場でYSCC横浜(同16位)に1-0で勝利した。通算成績は5勝3分け1敗。勝ち点を18に伸ばし、順位を同2位に上げた。

 富山は前半、前線の選手の動きが少なく、攻め手を欠いた。単純なパスミスが目立ち、守備では最終ラインから前線までボールをつながれ、簡単にシュートを打たせてしまう場面もあった。

 後半は立ち上がりからペースを握り、6分には、DF山形のクロスにMF衛藤が頭で合わせ先制。FW苔口、DF國吉、衛藤ら複数が絡む巧みなパスワークでゴールに迫り、守備ではDF代、柳下らが体を張ってピンチの芽を摘んだ。

 次戦は28日午後2時から、長野UスタジアムでAC長野パルセイロ戦。

■同級生コンビで決勝点

 高校の同級生同士のホットラインがつながった。富山のMF衛藤とDF山形はサッカーの強豪、東福岡高校時代、共に練習に明け暮れ、今季富山で再会を果たした。2人の連係で決勝点をもぎ取った。

 後半6分、右サイドを駆け上がる山形に合わせ、衛藤がゴール前へと飛び込み、ヘディングでネットを揺らした。「サイドに展開できれば、質の高いクロスを上げてくれると信じていた」。今季3得点のうち、2ゴールを山形からのクロスで決めている。

 高校時代は全国選手権でベスト16まで進んだものの、PK戦で惜しくも敗れ、涙をのんだ。「この年齢になってまた一緒にプレーできてうれしい」と衛藤。全体練習の後には、クロスやシュート練習を一緒に行い、プライベートでは食事に行くこともあるという。衛藤について山形は「大事なところで結果を残してくれる頼もしい選手」と信頼関係は厚い。

 年齢は33歳とチームで最年長。浮(う)氣(き)哲郎監督は「流れを読み、試合をコントロールする力がある。練習姿勢もしっかりしており、チームに良い影響を与えている」と評価する。直近4試合のうち3試合が引き分けと勝ち切れない中、ベテラン2人がチームを再び勝利へ導いた。 (社会部・川端浩泰)

北日本新聞社

最終更新:7/22(土) 9:09
北日本新聞