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シークヮーサーに頻尿などの改善効果 沖縄リサーチセンター、琉球大学と共同研究

5/20(土) 14:15配信

沖縄タイムス

 シークヮーサーに含まれる成分のノビレチンに、頻尿や尿漏れなどの排尿障がいの改善効果があることが分かった。バイオベンチャー企業の沖縄リサーチセンター(ORC、うるま市、禹済泰(ウゼテ)社長)と琉球大学の照屋俊明准教授が共同研究し、19日発表した。ORCは高濃度のノビレチンを抽出する独自技術を使い、医療機関向けに健康食品を2018年に販売する計画で、研究成果を販路開拓に生かす。

 同社ではシークワーサーの搾りかすにアルカリ水溶液を加えることで高濃度のノビレチンを抽出することに成功し、15年に特許を取得した。ノビレチンは、肥満解消や糖尿病改善のほか美白効果なども期待されている。

 禹社長らは排尿障がい改善に着目し、ヒト試験を実施。排尿障がいのある男女50人にノビレチンを6週間摂取してもらい、効果を聞いた。症状が改善したと答えた人が6割を占め、有効性が確認された。

 頻尿や尿漏れなど排尿障がいを持つ人は全国で2500万人と推定される。投薬が必要な重度の患者を除いた軽~中程度の症状の人は受診をためらう傾向があり、通院などの対策がとられていないという。

 ORCは、症状が軽い人たちの需要を見込み、ノビレチンのカプセルを開発している。18年4月に医療業務用を販売し、市販用にも販路を広げたい考え。

 禹社長は「医療用を軌道に乗せ、一般向けには機能表示食品として売り出したい」と意気込む。

最終更新:5/20(土) 14:15
沖縄タイムス

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