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スーパーGT第3戦:悲喜こもごものGT500クラス予選結果。当事者たちのコメント

5/20(土) 19:54配信

オートスポーツweb

 レクサスLC500の連続ポールポジションをストップした、スーパーGT第3戦オートポリスのRAYBRIG NSX-GT。ライバル陣営にとっても、今回の予選は悲喜こもごもの内容となった。予選後に聞くことができたドライバーのコメントを紹介する。

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#46 S Road CRAFTSPORTS GT-R 千代勝正 予選2番手
今シーズン、ニッサン陣営が不調の中でGT-R今季最上位グリッドを獲得。

「かなりギリギリの中でアタックしました。路面温度が連取走行から大きく上がって、クルマのフィーリングも練習走行の時ほどは決まっていなくてフィーリングが全然変わっていました。乗りにくい状況のなかで、なんとかクルマをねじ伏せて出したタイムでしたので、Q2に残れて本当に良かったです。Q2に向けて、クルマのスライドを抑えるような方向にセットアップを微調整しました。Q2では本山(哲)選手が本当にいいアタックを決めて、かっこいいQ2を見せてもらいました」

#46 S Road CRAFTSPORTS GT-R 本山 哲 予選2番手
ひさびさの予選Q2アタックで存在感を発揮。

「アタックはかなりギリギリで、ほとんど完璧に近い内容だった。Q1で千代(勝正)もうまく1周でアタックを決めてくれて、タイムも悪くなかった(1分35秒2)状態から、千代のフィーリングでクルマを少しアジャストして、現実的には無理かなと思ったけど、1分33秒台に入れるつもりで走って、なんとかトップが見える位置にいたと思う。クルマはこれまでの2戦に比べて、エンジン面、セットアップと、明らかにベースが上がってきているけど、正直な気持ちとしては、ポールのクルマとはポテンシャルの部分で差があったかなと。オートポリスは自分が得意なこともあるし、明日は暑い気温の中でみんなタイヤが厳しくなってくると思うので、その中でうまくコントロールしていけばチャンスはあるのかなと思っています。優勝を考えてレースをしたいと思います」

#36 au TOM'S LC500 中嶋一貴 予選7番手 
 今回のGT500クラスの優勝候補最右翼の存在ながら、予選Q2のアタックでは14コーナーで飛び出してしまい、サンドトラップへ。予選7番手になってしまっただけでなく、後続でアタックしていたZENT CERUMO LC500、WAKO'S 4CR LC500のアタックを結果的に妨害することになってしまった。

「クルマはすごく良かったですし、朝はあまりまとまった状態で乗れていなかったというか、トラフィックなどできちんと走れていなくて、予選のアタックはどんな感じなのかなと不安も多少はありました。Q2のアタックは攻めていったなりにクルマもよくて受け止めてくれていたんですけど、自分がちょっと行きすぎてしまいました。朝とは路面温度も違って高くなって、クルマのフィーリングは練習走行とはかなり違う状況で、午前とは2秒くらい速くなっているので難しいアタックになりましたけど、条件はみんな一緒なので、そこは自分の実力不足だと思います。明日はクルマ的には上がっていける力はありますので、しっかりといい位置でフィニッシュしたいです」(ZENT、WAKO'Sのタイム抹消が決定する前に取材)

#8 ARTA NSX-GT 小林崇志 予選14番手
RAYBRIGと並び、上位グリッドが期待されていたが、予選Q1でまさかの14番グリッドに。

「朝の練習走行では、タイムはそこそこ出るフィーリングはありました。予選は他車との関係で僕がうまくアタックに入れなくてアタックラップを逃してしまった。クルマの実力としては2番手とか、ポールポジション争いができたと思いますし、最低でも2列目以内には入れていたと思うので、そこに行けなかったのはすごく残念です。ロングランでそれほど走っていないので、明日がどんな状況になるのかはわかりませんが、頑張って追い上げるしかないですね」

#38 ZENT CERUMO LC500 立川祐路 予選8番手 
燃料流量リストリクターが絞られている中で、最上位の4番手……も、黄旗区間中のアタックで減速義務違反でタイム抹消。

「予選アタックでは多少のミスもありました。(一貴のオーバーランで)黄旗が振られていて、どこでクルマが出ているのか見えなかったこともあり、アクセルは気持ち緩めました。ただ、前の周までタイヤをゆっくり温めていて、3周目のその周にアタックに行こうと決めて合わせていたので、その1周が黄旗でダメになってしまって……でもまあ、しょうがないですね。飛び出したクルマも悪気があって飛び出しているわけではないので。運が悪くて残念ですけどクルマはいい状態ですし、抹消されましたけど実質4番手のタイムが出ていますし、もうちょっと前も狙えそうなフィーリングでした。燃料流量リストリクターは直線ですごく効いていて厳しいです。明日はできるだけ挽回して、きちんとポイントを獲得したいですね。(オートポリスでPP5回獲得と得意としているが?)それはドライバーズサーキットなので(ニヤリ)。サーキットで得意不得意はないですけど、ここは走っていてフィーリングが合うんですよね。鈴鹿と同じで攻めがいがあるけど、鈴鹿は気合いを入れて飛び込んでいく感じで、オートポリスは鈴鹿と違って、攻めがいがあるけど、うまくきれいにリズムを合わせて攻めていくイメージ。そういう意味でも楽しいコースですね」

[オートスポーツweb ]