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新宮署の新庁舎で竣工式

5/20(土) 17:00配信

紀伊民報

 和歌山県新宮市新宮にある標高約35メートルの高台に移転新築した新宮署の竣工(しゅんこう)式が19日に開かれ、警察関係者が治安維持や防災への決意を新たにした。

 同市緑ケ丘3丁目にあった旧庁舎は1971年の建築で老朽化。施設が手狭になっていた上に、標高が約5メートルと低く、南海トラフ巨大地震が起きれば、近くまで津波が押し寄せる恐れもあった。

 新庁舎は鉄筋コンクリート地上3階地下1階建てで、延べ床面積は旧庁舎の約3倍の3353平方メートル。災害時の地域の防災拠点として耐震性を強化しているほか、太陽光発電システムを導入したり、地下に実弾射撃訓練ができる「けん銃射撃場」を設けたりしている。旧庁舎の撤去なども含めた総事業費は約29億円。3月から新庁舎での業務を始めている。

 竣工式には警察や県の関係者、地元首長ら約60人が出席。宮沢忠孝県警本部長が「新庁舎の竣工を機に、決意を新たにし、組織一丸となって治安維持という崇高な職務の遂行にまい進したい」と式辞。谷本克也署長も「安全で安心して暮らせる社会の実現に傾注していく」と決意を述べた。

最終更新:5/20(土) 17:00
紀伊民報