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矢後が3勝目「1日1日やっていく」勝ち越しに王手

日刊スポーツ 5/20(土) 15:46配信

<大相撲夏場所>◇7日目◇20日◇東京・両国国技館

 昨年のアマ横綱で、ここまで3連勝中の幕下15枚目格付け出しの矢後(22=尾車)が、3勝目を挙げ勝ち越しに王手をかけた。

 西幕下16枚目の琴太豪(24=佐渡ケ嶽)と対戦。立ち合いでぶちかまし、左のハズ押しで相手の体を起こし、休まず一気に押し出した。前日は、幕内経験のある東幕下13枚目の明瀬山(31=木瀬)に寄り切られ、プロ初黒星を喫した。1場所での新十両昇進の可能性は事実上、消滅したが「気持ちを切り替えて集中して行こうと、それだけでした」という姿勢を土俵で示した。立ち合いは「いい当たりだった」と手応えがあったが、途中で引きかけた。それも「ダメだ、前に出ようと思い直しました」と一瞬の迷いもなく攻めの相撲で3勝目をものにした。

 前夜は、中大の先輩に当たる部屋の兄弟子の前頭豪風(37)から「これから何年も相撲を取る中で(負けは)何回もある。気にするな」と言われ「気持ちが楽になりました」という。全勝の最高目標は消えたが、まずはあと1番。「とにかく勝ち越したい。しっかり1日1日やっていくだけです」と言葉に力を込めた。

最終更新:5/20(土) 15:46

日刊スポーツ