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次期ECB総裁にドイツ連銀総裁を、独首相ら主張へ-シュピーゲル誌

Bloomberg 5/20(土) 3:18配信

ドイツのメルケル首相ら政府首脳は、2年半後に任期が切れるドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁の後任にドイツ人を据えたい考えだ。ドイツ誌シュピーゲルが19日付の早版記事で伝えた。

ECBは設立以来、オランダ、フランス、イタリアの各出身者が総裁を務めてきた。同誌によると、首相とショイブレ財務相は今度こそドイツの番だと主張、ECB第4代総裁にドイツ連邦銀行(中央銀行)のバイトマン総裁を就任させるよう働き掛ける見通し。バイトマン氏は指名を受ければ受諾する意向だという。同誌は情報源を示していない。

ドイツ政府の報道官は電子メールで、ドラギ総裁の後任人事を現時点で議論する必要性はまったくないと回答。ドイツ連銀の広報担当はいかなる議論も時期尚早だと述べた。

ドラギ総裁の任期は2019年10月末までだが、後任人事を巡り早くも臆測が流れ、マクロン大統領の後押しでフランス中銀総裁のビルロワドガロー氏が次期総裁を目指すとの見方がある。一方、バイトマン氏はかつてメルケル首相の経済担当チーフアドバイザーを務めていた。

ECB人事ではこのほか、6人から成る理事会のポストを2012年以降失っているスペインが奪回に向け働き掛けを開始。現副総裁のコンスタンシオ氏の任期は18年5月まで、その翌年にはチーフエコノミストのプラート理事、20年初めにはクーレ理事の任期がそれぞれ満了となる。

原題:Merkel Will Push for Weidmann as Draghi Successor, Spiegel Says(抜粋)

Jana Randow

最終更新:5/20(土) 3:18

Bloomberg