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これが最後?早乙女姿/五所川原農業

Web東奥 5/20(土) 11:38配信

 青森県五所川原市の五所川原農林高校(山口章校長、生徒数438人)は19日、同校の水田で「全校田植え競技大会」を開いた。生活科学科3年生の女子生徒は恒例の早乙女姿。2016年度で募集停止となった同科は18年3月で閉科となるため今回で見納めとなる可能性もあり、多くの保護者らも見学に来ていた。
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 「全校田植え競技大会」は5学科による対抗戦で、イネを植える速さ、正確性、態度などを競う。好天の下、つがるロマンの苗を入れた青い容器を腰に付けた生徒たちは水田の脇に並び、スタートの合図とともに素足や長靴で泥の中に入って植え始めた。
 生徒たちはひんやりとした泥の感触に驚きの声を上げ、足をとられつつも、どんどん作業を進めた。早乙女姿の生徒は時折「心は一つ」「苗は3本」の掛け声を上げ、1カ所に数本ずつ苗を植えていた。
 生活科学科3年の阿部一恵(ひとえ)さんは「最後の生活科学科生としての田植えは寂しいが、協力して楽しむことができた。3年間この仲間でやってこれてよかった」。同3年の岩谷千夏(ちなつ)さんは「いい思い出になりました」と笑顔で語った。
 この日は約43アールにイネを植え付けた。9月26日に全校で稲刈りをして自然乾燥させ、五農祭、五農市などで販売する予定だという。また同校は来年度以降の「早乙女衣装」に関しては「これから検討する」としている。

東奥日報社

最終更新:5/20(土) 11:38

Web東奥