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WHO総会あす開幕 衛生相、次期事務局長への接触図る方針明らかに/台湾

5/21(日) 18:43配信

中央社フォーカス台湾

(台北 21日 中央社)陳時中衛生福利部長(衛生相)率いる訪問団は20日、世界保健機関(WHO)の年次総会(WHA)が行われるスイスのジュネーブに到着した。陳部長はメディアの取材に応じ、総会に出席することはできないが、複数国との会談を予定していると述べ、次期WHO事務局長への接触を試みる方針を明らかにした。WHAは22日に開幕する。

2006年に就任したマーガレット・チャン事務局長の任期が今年6月に終了する。今年のWHAで新たな事務局長が選出される予定で、陳部長は次期事務局長に会える確率は不明だが、努力を試みるとしており、少なくとも祝賀メッセージは届けたいと述べた。

陳部長によると、現在約30席の会談や会議が予定されており、主に疫病防止や健康保険について意見交換を行うという。スイスとの健康保険に関する座談会も予定されていると明かした。

また、外交部(外務省)は既に国交がある国々が「台湾をWHAにオブザーバーとして招請すること」を議題として採択するようWHO側に提案したことを明らかにしている。WHAによると、提案を行ったのはベリーズ、パラオ、パラグアイなどの11カ国。

これまで米国、カナダ、日本などが台湾のWHA参加に対する支持を表明している。欧州連合(EU)は中央社の取材に対し、EUがとっている「一つの中国政策」に対する立場や政策目標と合致さえすれば、台湾の参与問題に関する実質的な解決を望むとしている。

台湾は2009年から「中華台北」名義でのオブザーバー参加を続けてきたが、今年は招請を受けなかった。

(テキ思嘉、唐佩君、戴雅真/編集:楊千慧)