ここから本文です

県中学陸上 前田(南風原)四種中学新V

5/21(日) 10:48配信

琉球新報

 陸上の第39回県中学校選手権大会の第1日は20日、沖縄市の県総合運動公園陸上競技場で開幕し、女子2・3年四種競技で前田美海(南風原)が2403点の県中学新記録をマークし優勝した。

 女子の友利晟弓(伊良波)が1年砲丸投げで大会新の12メートル14、共通円盤投げは33メートル53を投げ2種目を制した。男子2・3年800メートルで大会新の2分3秒76を出した比嘉悠人(山田)は1500メートルとの2冠を飾った。

 男子共通円盤投げの友利健秀(伊良波)は36メートル13の大会新で頂点に立った。

 21日は男女の400メートルリレーなどが行われる。

◇更新、狙い通り 前田、全中参加記録超え視野に

 女子2・3年四種競技を2403点で制した前田美海(南風原)。自身が持つ2347点の県中学記録を更新しての栄冠だった。「うれしかった」と笑顔を見せる一方で、「高跳び、砲丸投げで自分の力が出せず残念」と悔しさも見せ、向上心の高さをうかがわせた。

 昨年6月に県中学記録を樹立、今大会もさらなる記録の更新を狙っていた。最初の100メートル障害では満足できるタイムだったが、走り高跳び、砲丸投げで思うように記録が伸びなかった。最終種目の200メートルでは向かい風になる悪条件。3種目の疲労がたまり、きつくなる状況の中、手を思い切り振ることを意識し、27秒90でゴールした。

 ハンドボールでも部活でレギュラーを務める前田。ハンドボールの走る、跳ぶ、投げる動作が四種競技に生きたという。「両競技とも好きなので中学は2つ続けて、高校では一つに絞りたい」と語る。

 今後の目標は全日本中学校競技選手権大会の標準記録の2630点突破だ。「高跳び、砲丸投げを中心に記録を伸ばしたい」と意気込んだ。(屋嘉部長将)

◇友利(伊良波) 円盤投げ大会新

 男子円盤投げを大会新記録で優勝した友利健秀(伊良波)は「優勝するつもりだったので、その通りになり良かった」と振り返る。

 体を大きく使いスピードをつけることをイメージし、4投目に36メートル13で大会新記録を出した。しかし「力みがなかなか取れず、自分の投げができなかった」と反省もある。

 今後の目標は、昨年予選落ちしたジュニアオリンピックでの上位入賞だ。「回転した時の軸ができてきた。40メートル超えを目指したい」とさらなる飛躍を誓った。

◇妹・晟弓(伊良波) 投てき2冠
 女子共通円盤投げと1年砲丸投げで優勝した友利晟弓(伊良波)は「2種目で優勝できてうれしい」と笑顔を見せた。

 砲丸投げは1投目から11メートル23で大会新。3投目で12メートル14と記録を伸ばし優勝した。2種目の大会新を狙って挑んだ円盤投げ。風の変化を読み、低い弾道で失速しないように調整した。男子円盤投げで優勝した兄・健秀からも助言をもらい、33メートル53で頂点に立った。

 小学4年から砲丸投げを始め、高校生との合同練習にも参加する。「砲丸投げ、円盤投げで県中学新記録を更新したい」と力強く語った。

琉球新報社

最終更新:5/21(日) 10:48
琉球新報