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元関脇の十両安美錦、星を五分に戻す

5/21(日) 15:49配信

デイリースポーツ

 「大相撲夏場所・8日目」(21日、両国国技館)

 元関脇で西十両8枚目の安美錦(38)=伊勢ケ浜=は里山(35)=尾上=をはたき込みで下し、押し出して4勝目を挙げ、星を五分にした。右で張って1度目のはたきは耐えられたが、再びはたきと連発し、計73歳のベテラン対決を制した。

 「頭で受けるように。頭が上がらなければ差されない。見ながら距離を取りながら相撲を取れた。懐に入れなければと思って。小さいちょろちょろした相手にしっかり取れた」と会心の内容だった。

 自身のブログでもいじり、巡業でも胸を出すなど、私生活でも仲が良く、里山からは「兄貴」と慕われている。「知っている分、手の内も知っているから。仲は良いけど土俵は土俵、外は外。向こうが意識し過ぎなんだよ。普段、あんなに簡単にはたきを食わないのに。力が入っている」と話し、弟分にはこれで3戦全勝とした。

 昨年夏場所で左アキレス鍵を断裂した。2場所休場し、同秋場所で十両に転落し、5場所目になる。今場所は稽古量を積めたことで下半身に自信がある。「星が挙がれば気分も乗ってくる。(星が五分となり)また一からと思える。リセットして行ける」と、力を込めた。