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土壌のセシウム深さ可視化 上空から放射線測定

5/21(日) 10:42配信

福島民報

 日本原子力研究開発機構(JAEA)は土壌に含まれている放射性セシウムの深さを可視化する技術を開発した。検出器を搭載した無人ヘリやドローンで上空から放射線を捉える。従来は採取した土壌を分析するか空間放射線量から推計していた。県や国などは東京電力福島第一原発事故に伴う帰還困難区域などの農地除染、旧避難区域での営農再開の判断に有効な技術として活用の検討に入った。

■営農再開へ活用検討
 検出器はセシウムのガンマ線が土壌粒子などに衝突した際に生じる「散乱線」を捉える。土壌中のセシウムは深い位置にあるほど散乱線が大きくなる特性に着目し、技術化に成功した。
 県関係者は「画期的な測定方法で除染の効率化、コスト削減にも結び付く」と期待を寄せている。

福島民報社

最終更新:5/21(日) 10:50
福島民報