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移転先で最後の運動会 来年帰還の小学校

5/21(日) 10:43配信

福島民報

 東京電力福島第一原発事故に伴う避難指示の解除を受けて来年4月、古里に帰還する福島県川俣町の山木屋小と飯舘村の草野・飯樋・臼石合同仮設小の児童は20日、移転先で最後の運動会に臨んだ。
 山木屋小は間借りする川俣南小で同校との合同運動会を開き、21種目を繰り広げた。学校ごとの鼓笛パレードでは山木屋小児童10人が息の合った音色を響かせた。
 大太鼓をたたいた渡辺宝忠(よしただ)君(6年)は「練習の成果が出せた。思い出になった」と汗を拭った。大知里重政校長(54)は「単独校では開催できなかった。多くの仲間と得た達成感を大切にしてほしい」と願った。
 川俣町に移転している草野・飯樋・臼石小は福島市飯野町の飯舘中仮設校舎で催した。原発事故後では初の全校児童51人によるリレーなど23種目を行った。飯舘中生も特別種目に参加した。
 準備係を務めた今野瑞希君(6年)は「みんなとの楽しい記憶を絶対忘れない。一緒に盛り上げてくれた先生らに感謝したい」と話した。吉川武彦校長(48)は「立派な運動会ができた。自信を持ってほしい」と語った。

福島民報社

最終更新:5/21(日) 10:52
福島民報