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松江豊寿、春次兄弟しのぶ 出身地若松で顕彰法要

5/21(日) 11:33配信

福島民報

 福島県会津若松市出身でベートーベンの交響曲第九番の日本初演を導いた松江豊寿(とよひさ)と南洋開発に尽くした松江春次兄弟の顕彰法要は20日、市内の高巌寺で行われた。
 会津第九の会の主催。関係者約30人が参列した。第九の会の長谷川巨樹(なおき)事務局長補佐が祭文を読み上げ、斎藤勝副市長と清川雅史市議会副議長が祝辞を述べた。亀井俊明全日本「第九を歌う会」連合会名誉会長(元徳島県鳴門市長)らが焼香した。
 法要後は市内の大塚山墓園にある松江家の墓を訪れた。福島民報社から荒木英幸事業局長が出席した。
 兄の豊寿は第一次世界大戦時に鳴門市の板東俘虜(ふりょ)収容所長としてドイツ兵捕虜に人道的に接した。感謝した捕虜が1918年に「第九」を日本初演した。後に第九代若松市長を務めた。
 春次は日本で初めて角砂糖を作り、南洋興発を創立してサイパンで製糖事業に成功。「シュガーキング」と呼ばれ、古里の教育発展にも貢献した。
 会津第九の会などは松江豊寿・春次顕彰会の設立準備を進めてる。

福島民報社

最終更新:5/21(日) 11:53
福島民報