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プロよりも素人、企業がインスタグラマーに撮影を依頼する理由とは

5/21(日) 16:25配信

AbemaTIMES

(C)AbemaTV

 プロではない、いわゆる素人のインスタグラマーが撮った写真にプロよりも高い値がつくことがあるという。企業も注目するその秘密とは一体どのようなものだろうか。

 街では、「行く場所とか迷ったときにインスタ見ておしゃれなカフェとか検索して、ここ行きたいとか渋谷だったらこことかという感じで検索して行ったりします」「インスタガチ勢です。毎日投稿しないと気がすまないみたいな」「みんなインスタしか見てない」といった声が聞かれ、流行の発信源となっているようだ。

 インスタグラムは今年4月、全世界での利用者数が7億人を超えた。そして、多くのフォロワーを持つ人気のインスタグラマーがビジネス界に進出しているという。

■4万人のフォロワーを持つ主婦がルンバの写真を撮影

 今、注目が集まっているのは、人気のインスタグラマーに写真を撮ってもらえるビジネスだ。スナップマート執行役員の木村優紀子氏は、「企業からうちの商品をインスタっぽく、インスタ映えするように撮って欲しいというオファーを頂いた。企業はインスタ映えする写真をすごく欲しがっているが、『なかなか撮り方が分からない。どういう場所で撮影したらいいか分からない』という声があった」とサービスを始めるきっかけについて話す。大企業からの依頼が多く、業種は化粧品、雑貨、飲料など様々だという。サービス開始から1カ月で問い合せが50件以上あり、15件ほど受注した。

 実際に依頼をした、ルンバを販売するアイロボットジャパンの高川弥生さんは「できは抜群ですね」と評価する。「投稿だけするのはもったいないというような感じ。我々のメッセージをそのまま伝えるのではなく、ユーザーの目線でルンバのことを語ってもらえるのはユーザーしかいない。それをきれいな写真で収めてくれた」と太鼓判を押した。生活を切り取ったような写真が好評だといい、撮影したのは愛媛県在住の主婦で4万人のフォロワーを持つインスタグラマーだ。

 木村氏によると、撮影サービスを提供しているインスタグラマーには主婦や学生もいるという。趣味でインスタグラムを始めたというchiaoking(チャオキング)さんにその技を見せてもらった。構図や背景、小物を使ってインスタ映えする写真を次々に撮っていく。

 スナップマートでは、フォロワーが1万人以上いるインスタグラマーが企業の商品を撮影する。インスタグラマーはスカウトで集め、150人ほどが登録されているそうだ。価格は撮影費用、小物購入費、交通費、画像修正などを含めて、「指名なし」が9万8000円、「指名あり」が12万8000円。撮影時間は2時間から3時間で、15枚から20枚の写真が納品される。一方、プロカメラマンの値段(一例)は、2時間で3万円、5時間で6万円、8時間で10万円となっている。

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最終更新:5/22(月) 10:57
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