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なぜ相次ぐ?痴漢疑いで逃走 弁護士が警鐘「今は逃げる方が損になる」

5/21(日) 19:00配信

AbemaTIMES

(C)AbemaTV

 痴漢行為を疑われ、逃走するケースがここ数カ月相次いでいる。

 5月18日の午後10時20分頃、JR京浜東北線・川口駅のホームから降り線路内に立ち入ったとして、35歳の男が鉄道営業法違反の疑いで現行犯逮捕された。男は「痴漢に間違われたと頭がパニックになり、逃げなきゃいけないと思った」と話しているという。

 警察によると、男は逃走する直前、電車内で居眠りをしていて面識のない女性の上着に手に持っていたウーロン茶を誤ってかけたとしてトラブルになり、女性とともに川口駅で下車。その後、線路に飛び降りて逃走したが、柵を乗り越えた先で近くにいた人に取り押さえられた。男は鉄道法違反容疑では釈放されたが、電車を遅らせるなど川口駅の業務を妨害したとして、19日に逮捕された。

 15日には、東急田園都市線・青葉台駅で、痴漢行為をしたとして女性に訴えられた男性が突然駅員を振り払って線路に飛び降り、電車にはねられて死亡した。また、上野駅近くのビルの間で男性が転落死した事件でも、男性はJR京浜東北線で痴漢を疑われ逃げていた。4月には新宿駅、両国駅、板橋駅、3月には池袋駅、赤羽駅、御茶ノ水駅で痴漢を疑われた男性が逃走している。警察庁によると、平成26年の迷惑防止条例違反痴漢事犯の検挙数は3439件(電車内外含む)、電車内における強制わいせつ認知件数は283件だ。

 ネット上には「痴漢を疑われたら逃げた方が良い」という声があふれている。ツイッターでは、

「痴漢はな、冤罪だろうとなんだろうと関係なくてな、女性が100%勝つからな」
「やってもいないのに痴漢行為と認定されると会社クビ、家庭崩壊、前科付、これでは逃げるしかないべ」
「職も家族も信用も全て失うような今の法律のあり方じゃ、そりゃ線路も走るよなぁとしか思えない」

 といった書き込みを見ることもできる。

 しかし、“痴漢を疑われたら逃げる”という対応は、現在は間違っているという。

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最終更新:5/22(月) 10:56
AbemaTIMES