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日米 貿易促進で一致 2国間交渉 加速も 経産相と通商代表

5/21(日) 7:01配信

日本農業新聞

 ベトナムを訪問している世耕弘成経済産業相は20日、ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表と会談し、国内規制や高関税といった貿易障壁の解消に取り組む方針を確認した。トランプ政権発足後、日本の経済閣僚がUSTR代表と顔を合わせるのは初めて。今後2国間交渉が加速し、米側が自動車や農業分野での対日要求を強めてくる可能性が高まった。

 会談は世耕氏が働き掛けた。世耕氏は終了後、記者団に「2国間の貿易と経済関係の強化について関心を共有した」と説明。「双方に利益をもたらす貿易を促進し、貿易障壁と貿易歪曲(わいきょく)的措置に立ち向かって経済成長を促進し、高い基準を作ることに協力していくことで合意した」と述べた。

 4月に行われた麻生太郎副首相とペンス米副大統領による「経済対話」の初会合では、貿易障壁や貿易歪曲的措置への対処は盛り込まれていなかった。

 USTRが3月末に公表した外国貿易障壁報告書は、日本の米や小麦の国家貿易制度を問題視。チーズや砂糖などの関税の高さも障壁とした。食品添加物の認可を急ぐことや牛肉の月齢制限の撤廃も要求している。(ハノイ・玉井理美)

日本農業新聞

最終更新:5/21(日) 7:01
日本農業新聞

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