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ホークス柳田 死球なんの特大弾&全得点絡む 背中越しに左腕直撃、工藤監督も冷や汗

5/21(日) 7:28配信

西日本スポーツ

 ◆西武7-5ソフトバンク(20日・メットライフドーム)

 ギータ全開間近!! 柳田悠岐外野手(28)にとっては「大当たり」の一日となった。開幕から16試合連続無失点中だった西武の牧田から中堅左へたたき込む6号ソロ。初回には左腕に死球を食らって心配されたが、犠飛、単打、オーバーフェンスと快音を連ねた。先発中田の乱調で連勝は「3」で止まったが、3番打者の復調は心強い限りだ。

【写真】柳田の死球が当たった瞬間…その位置は

■4試合連続安打

 反骨の特大アーチは7回だった。こつこつと追い上げて3点差。逃げ切りを図る西武の3番手牧田の前に、2アウトを簡単に取られた直後だった。柳田がサブマリンの浮き上がる真っすぐを打ち砕く。中堅左への放物線に、場内の視線が上がった。スタンド上段まで届く130メートル超の一発。3日前の京セラドーム大阪で放った145メートル弾に続くロングドライブだった。

 「痛いですけど、最悪の事態は免れました。しっかりタイミングをとって、いいスイングができた」

 当たり日だった。初回、左腕佐野の147キロが思い切り抜けた。反射的に避けようとしたが、背中側を通過。引いた左腕の上腕部が正面衝突する格好になり、もんどり打った。治療を施した上でプレーを続け、デスパイネの適時打で生還。3回の左犠飛、好機を広げる5回の右前打に続き、牧田の連続無失点も止めた。

 工藤監督は冷や汗をぬぐった。「ああいう当たり方はあまりない。最初、どういうふうに当たったか分からずビックリしたけど、大事には至ってないと思う。ホームランも良かったし、安打も犠飛も出てる」。どうにも敵地西武戦を苦手とする中田の大乱調で、3回を終えた時点で2-7の劣勢だった。柳田は得点した全4イニングに絡み、試合の行方を分からなくした。

 4回以降は失点を許さず、打線もしぶとく追い上げた。工藤監督は「野手陣はやることをやってくれている。救援陣も抑えてくれている。しっかり救援陣につなぐ仕事をしてくれれば」と先発投手に求めた。故障者が相次いだ先発陣の台所事情は楽ではないが、試合さえつくれば、打線とブルペンの強みがある。

 9回は増田の前に3者連続三振に倒れた。柳田は、ネクストバッターズサークルでゲームセットの瞬間を迎えた。「いい投手(牧田)から打てたので少しは自信を持ってやりたい」。4戦連続安打で、1週間前に2割5分台だった打率は2割7分台まで上昇した。

 死球の箇所については「ちょっと神経、走ってるとこですけど、肉とか筋肉の部分。普通にできたので大丈夫です」と口にして、宿舎でも治療を受けた。今季の土曜日は鬼門で、2勝6敗と分が悪い。もっとも、この日の1敗に限って、チームにさほど暗さはなかった。

=2017/05/21付 西日本スポーツ=

西日本スポーツ

最終更新:5/21(日) 7:28
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