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『エロマンガ先生』大空へ イー・フライトアカデミー、「痛飛行機」でフライト実施

5/21(日) 13:30配信

乗りものニュース

『エロマンガ先生』、空を飛ぶ

「痛飛行機(いたひこうき)」が日本の空を飛行します。飛行訓練学校イー・フライトアカデミー(佐賀県佐賀市)はアニプレックス、KADOKAWA、アスキー・メディアワークス各社と提携し、2017年5月現在放映中であるTVアニメーション『エロマンガ先生』のキャラクターを描いた「痛飛行機」が西日本各地を巡るキャラバンツアーを5月22日(月)に実施、また5月27日(土)には地上にて機体の一般公開を行うと発表しました。

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 いわば、二次元美少女キャラを車体にあしらう通称「痛車(いたしゃ)」の、飛行機版です。痛飛行機の実現は、元航空自衛隊F-15パイロットにして現在はイー・フライトアカデミー代表を務める船場 太さんの念願であったといいます。船場さんは今回の企画を発案したその動機について、次のように話します。

「私が航空機使用事業会社所属の会社員だった数年前に、TVアニメーション『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』とのコラボレーションを企画しました。しかしそのときは営業担当ほか、全員からバカにされて断念せざるをえませんでした。今回は『エロマンガ先生』が公式コラボレーションを募集していたこともあり、ラッピング飛行機(痛飛行機)製作という話を進めることができました」

 機体は、パイパー社製PA-46型機、通称「マリブ」とよばれる小型双発機であり、East Asia Air所有機をイー・フライトアカデミーが借り受けたものです。小型航空機の新しい活用方法として、また、一般の方々にはあまり認知されていない小型航空機業界を広く知ってもらう、特に若年世代が航空業界に興味を持つことを期待して製作されました。

ただの飛行機がこんなに可愛いわけがない 周囲の反応は

 PA-46の左側には『エロマンガ先生』のキャラクターたちが描かれていますが、右側にはかつて頓挫してしまった『俺の妹がこんなに可愛いわけがない。』のキャラクターたちも描かれています。

 痛飛行機の実現にあたっては、やはり技術的な課題もあったそうです。

「機体が大きく、前後に長いので全体デザインが非常に難しかったこと、また180ノット(350km/h)で飛行するので、痛車製作に実績のあるのらいも工房さんの全面協力を得ながら、ステッカー材質を吟味することに大変気を使いました」

 一方で、かつてのように一笑に付されるようなことはなく、「幸いにも、製作は社員全員がノリノリでした」といいます。

「デザイン案を決定する際は色々な案が飛び交い、全員真面目に作業に取り組んでくれました。作業は佐賀空港で進めましたが、ご覧になったみなさん、第一声は『かわいいー』ですね」

 船場さんは周囲の反応について、「やや苦笑している感もあるにはありますが」としつつも、「『なんか面白いことをやっている』という好意的な認識を持ってくれていると思っています」と話します。

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