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【スーパーGT】GTA坂東代表「”来てよかった”と思ってもらえるようなレースを目指した」/第3戦オートポリス

5/21(日) 22:52配信

motorsport.com 日本版

 昨年4月に発生した熊本地震は、大分県にあるオートポリスも被害を受けた。路面やサーキット施設、周辺道路にも影響があったため、昨年のスーパーGTは開催中止となった。

【写真】地震の影響を受け解体されたロイヤルルーム東棟の跡地に並ぶホスピタリティテント

 オートポリスは同年5月末まで施設をクローズしたが、その後修復作業が進められ10月には営業を再開した。そして今年、スーパーGTがオートポリスに帰ってくることになったのだ。

 スーパーGTの運営組織であるGTAアソシエイションの坂東正明代表は、定例会見で今回のレース開催に至った経緯について語った。

「昨年は(被災後にサーキットを)見に来て、地元の人たちとの関わりであったりここの環境から、”開催出来ない”という苦渋の判断をしました」

 坂東代表はそう昨年を振り返り、今年の開催を決定するまでの葛藤を明かした。

「今年においても、何度か足を運んで確認をさせていただいたんですけども、本当にここに来て興行を打っていいのかというのは非常に悩んだところであります」

「どのような風に地元の人たち、九州の人たちに捉えられるのかということを常に考えながら、単純にレースの勝ち負けだけでなく、地元に対する理解であったり、1日を楽しく過ごしてもらえる日々が送れて『ここに来てよかった』と思ってもらえるようなレースをしてくれるように、チームにも伝えてあります」

 搬入出路が生活道路にかかるということもあり、配慮を重ねて開催されたスーパーGT第3戦オートポリス。結果として両クラスのレースは白熱し、非常に見応えのあるモノとなった。

 坂東代表は「”復興”だからいつまで、という区切りはなかなか難しいんですけども、地元にいる人たちは毎日のことでしょうから、毎日想うことが大事なことであって継続的にやっていくという意味合いは続けていきたいと思います」と、会見を締めくくった。

松本和己

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