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富山をB1残留に導いた岡田優、大一番でシーズンハイ25得点の大活躍

5/21(日) 10:24配信

バスケットボールキング

 5月19日にB1残留プレーオフ 2016-17の2回戦が国立代々木競技場第二体育館で行われ、富山グラウジーズが横浜ビー・コルセアーズを79-71で撃破。苦しかったレギュラーシーズン、そして残留プレーオフの戦いを乗り越え、B1残留を決めた。

 この試合、圧倒的な存在感を放ったのは岡田優だ。第1クォ―ターから攻守ともにアグレッシブに戦った富山を引っ張り、7得点を挙げてオフェンスをけん引。第2クォーターも7得点、第3クォーターは10得点をマークするなど、高いシュート成功率でコンスタントに得点を重ね、B1残留を懸けた大一番を制する原動力となった。試合後、岡田は「次(入れ替え戦)は絶対にない。ここで決めようと思っていた」と、並々ならぬ決意を持って試合に臨んでいたことを明かした。

 Bリーグ初年度において、NBL、bjリーグにはなかった残留プレーオフへの出場。「負けると、B2ということは重くのしかかっていた。応援してくれるファンや自分の家族、チーム関係者のことを考えると、とてつもないプレッシャーがあった」と話したが、bjリーグ時代はオールスターで3度の3ポイントコンテスト優勝に輝いたシュート力はその重圧をものともせず、25得点をマーク。“乾坤一擲”の勝負において、シーズンハイ(24得点)を超える得点を奪った。特にフリースローでは会場を埋め尽くした横浜ブースターの凄まじいブーイングを受けながらも、11本中10本を成功(90.9%)させ、追いすがる相手の気勢を削いだ。

 試合終了のブザーが鳴った瞬間は「正直、ホッとした」と打ち明けつつも、「大変なシーズンになってしまったので、早く終わってほしいと思っていたが、いざ終わってみると少し寂しい気がする」と名残惜しさも口にした岡田。「本来であればもっと高いレベル(チャンピオンシップ)でプレーできていなければいけなかった。それでも、(残留プレーオフは)チームにとっていい経験になったと思う」と、再びB1で戦うことができる来季につなげたいという思いをのぞかせた。

文=山口晋平

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