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昭和のマッチラベル紹介 寒川町冊子に460枚

5/21(日) 20:00配信

カナロコ by 神奈川新聞

 昭和期に寒川町内で流通したマッチラベル460枚を掲載した「寒川町史調査報告書」(B5判142ページ、500円)がこのほど発刊され、寒川文書館(同町宮山)で販売されている。

 町内在住で郷土史の発掘にも携わり1989年に亡くなった三枝惣治さんのコレクションを、長男芳一さんが2013年に寄贈した。コレクションのうち、マッチラベルは1957年から84年までの日本全国にわたる6565枚。このうち報告書には寒川で流通した460枚をカラーで掲載。町外の県内商店が活用した約3千枚も巻末に目録として掲載している。

 かつてマッチは炊事、風呂たき、喫煙など生活のさまざまな場面で使われる必需品だったことから流通量は膨大で、箱のラベルは広告媒体として重宝された。寒川の商店のラベルも時代を彷彿(ほうふつ)とさせ、デザインの変化なども知ることのできる資料になっている。

 高木秀彰・同館長は「ラベルからは商業の中心地が移り変わる様子も読み取れる。ぜひ広く活用いただければ」と話している。

 送料は別途300円。問い合わせは、同館電話0467(75)3691。