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開場4時間で2万4000人…「ソウル見物に来ました」

5/21(日) 6:14配信

ハンギョレ新聞

ソウル路7017開場初日、観光客が大賑わい 早くから高架に訪れソウル駅の追憶も

 「ソウル見物にきました」。今朝、大田(テジョン)発の汽車に乗って、さっきソウル駅に着いたばかりというファン・スンヨン氏夫婦(71)はこう話した。20日午前10時、ソウル中区(チュング)万里洞(マルリドン)側の工事現場のシートが取り払われると、ソウル路7017の前で開場を待っていた100人あまりが高架の中に入った。南大門(ナムデムン)側からも高架公園に入ってくる人の列は長かった。ファン氏夫婦の他にも高齢の人々が多く目についたし、中国や日本からの団体観光客まで加わり、ソウル路7017は間もなく人波で覆われた。45年4カ月にわたり車道として使われた高架道路が、525日間の工事を経て散歩道に変わった道を最初に歩いてみたくて来た人々だ。

 12時、高架の上の街頭芸術ゾーンが開場すると、公園からどよめきが起こった。バラの舞台ではザ・ニュー・ジャズバンドが公演を始め、ソウル路高架と連結されたホテル・マヌの入り口ではバザーの露店が店を開いた。26℃まで上がった暑さの中、給水施設が故障したせいで道の噴水と冷たい水に足を漬ける空中自然休憩所はしばらく運用できなかったが、子供たちは汗を流しながら方々の遊び場でタランポリンに興じた。暑さのため、日陰が殆どないことが観覧客共通の哀訴だったし、一部では草木がまだ育っていないことが残念だという声も聞かれた。

 議論になったファン・ジヘ氏の設置美術「シューズツリー」は断然話題の中心だった。実際の作品の前で悪評を残す人はあまり見られず、ほとんどの人は膨大な量の靴に驚いていた。高齢の観客はほとんどが高架の上からソウル駅や西大門(ソデムン)側を眺めて感慨に浸っていた。はるか昔に南大門で生地を商っていたというチョン・ヒサンさん(67)はバイクやトラックが列をなしてこの高架に乗って南大門市場に来た当時の話をした。

 この日午前10時からソウル路7017を訪れた人は計24705人で、ソウル市は日没後により多くの人が集まると予想している。午後7時30分からのヨーロピアンジャズトリオの公演に合わせて、ソウル路の街灯がいっせいに点灯され、世宗(セジョン)の夢ハーモニーオーケストラの公演の後、午後8時からは万里洞広場からソウル路7017開場式が開かれる。

※ソウル路7017とは、1917年に作られたソウル駅高架道路を2017年に17個の歩行者道路として再生する事業のプロジェクト名

ナム・ウンジュ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

最終更新:5/21(日) 6:14
ハンギョレ新聞

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