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28年度大卒の就職率過去最高97.6%…国私大とも女子学生高く

5/22(月) 12:15配信

リセマム

 文部科学省は5月19日、平成28年度大学等卒業者の就職状況調査(4月1日現在)の結果を公表した。大学生等の就職率は97.6%で、平成20年からの調査以来もっとも高い結果となった。また、国公立、私立大ともに女子大学生のほうが高くなっている。

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 大学等(大学、短期大学、高等専門学校および専修学校)の調査は、厚生労働省と共同で実施。設置者・地域などを考慮し、国立大学21校、公立大学3校、私立大学38校、短期大学20校、高等専門学校10校、専修学校(専門課程)20校の計112校を抽出し調査を依頼した。対象人員は6,250人。

 大学の就職率は前年同期比0.3ポイント増で97.6%となり、そのうち国立大学は前年同期比0.2ポイント増の97.3%。私立大学は前年同期比0.3ポイント増の97.7%となった。男女別でみると、男子大学生は前年同期比0.2ポイント増の96.9%、女子大学生は前年同期比0.4ポイント増の98.4%。学校種別でみると、国立大学は男子97.1%、女子97.4%、私立大学は男子96.8%、女子98.7%といずれも女子大学生のほうが高い割合となっている。

 文系・理系別でみると、文系は前年同期比0.2ポイント増の97.3%、理系は前年同期比0.5ポイント増で98.7%となった。中でも私立大学の理系の就職率は99.4%と前年同期比1.6ポイント増となった。一方、国公立大学の理系は、97.8%と前年同期比1.0ポイント減となった。

 地域別でみると、関東地区がもっとも高く98.8%、ついで九州地区が97.6%。もっとも低かったのは中国・四国地区の95.5%で、前年同期比1.2ポイント減となった。

 また、短期大学の就職率は前年同期比0.4ポイント減の97.0%、高等専門学校は100%、専修学校(専門課程)は96.1%となった。大学等(大学、短期大学、高等専門学校)を合わせた就職率は97.7%、専修学校(専門課程)を含めると97.5%。さらに、高校生の就職率は前年同期比0.3ポイント増の98.0%となっている。

 文部科学省は、未就職のまま卒業した学生・生徒に対し、引き続き大学等および高校と新卒応援ハローワークが連携し継続した支援ができるよう努めていくという。

《リセマム 田中志実》

最終更新:5/22(月) 12:15
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