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ユナイテッド航空の747、日本路線6月で終了 成田発UA838便

5/22(月) 17:04配信

Aviation Wire

 ユナイテッド航空(UAL/UA)は、ボーイング747-400型機の日本路線への投入を、6月で終了する。日本発の最終便は、6月14日成田発サンフランシスコ行きUA838便となる。

【尾翼に「U」をデザインした旧塗装747】

 すべての路線からの退役は、10月末を予定している。

 同社の747-400は3クラス374席で、ファースト12席、ビジネス52席、足もとが広いエコノミークラス「エコノミープラス」88席、エコノミー222席を設定。翌15日からの同路線は、777-300ER(366席:ビジネス60席、エコノミープラス102席、エコノミー204席)に変更する。

 ユナイテッド航空は現在、747-400を22機保有。このうち20機を、おもに北米-アジア間などの長距離路線に投入している。日本路線には2016年まで、シカゴ-成田線にも投入していたが、現在はサンフランシスコ-成田線のみで運航している。

 シカゴ-成田線は、747-400から777-200ER(269席:ファースト8席、ビジネス40席、エコノミープラス113席、エコノミー108席)に機材を変更している。

 ボーイングの発注リストによると、ユナイテッド航空は計68機の747を導入。1970年5月18日に747-100を初受領している。747-400は44機受領。2000年5月12日に受領した機体が最も新しい。

 747-400の後継機材について、同社では特定の機材を充当せず、777-300ERや787-8、787-9など、路線ごとに適合の機材を投入するという。

 ジャンボの愛称で親しまれた747は、燃油費の高騰や飛行機の技術的な進歩により、世界的に退役が進んでいる。日本では、全日本空輸(ANA/NH)が2014年3月31日に運航した那覇発羽田行きNH126便を最後に、旅客型が全機退役。現在日本国内で運航されている747は、政府専用機と日本貨物航空(NCA/KZ)の貨物型のみ。

 また海外の航空各社も、日本路線への投入を相次いで終了させている。2016年は、9月3日にKLMオランダ航空(KLM/KL)がアムステルダム-成田線で、10月1日にキャセイパシフィック航空(CPA/CX)が香港-羽田線での運航を終えている。

Yusuke KOHASE

最終更新:5/22(月) 18:52
Aviation Wire