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【ベトナム】東京海上、越でサイバーリスク保険

5/22(月) 11:30配信

NNA

 東京海上ホールディングス(HD)のベトナム合弁会社バオベト・トキオマリン・インシュランスは、サイバー攻撃による損害を補償する保険商品の販売を開始した。今月発生した世界中を襲った大規模なサイバー攻撃で、ベトナムでもサイバーリスクに対する企業の意識が高まっている。企業が活動停止に陥った事態における復旧費用や逸失利益などのリスクを保険で引き受けることで、製造業などがベトナムで安心して操業できるよう支援する。
 サイバー攻撃による損害が発生した場合における、原因究明やデータの復旧費用のほか、生産停止などに追い込まれることで本来ではあれば得られたであろう利益、さらに第三者に対する法律上の賠償責任なども対象となる。またサイバー攻撃発生の際の危機管理対応についても、東京海上が提携する危機管理の専門会社が24時間体制でコンサルティングサービスを提供する。
 東京海上は日本では2015年にサイバーリスク保険を売り出した。サイバーリスク保険を販売しているベトナムの損保会社はまだ限られているが、バオベト・トキオマリン・インシュランスは昨年から商品設計の準備を進め、4月に投入した。担当者によれば、今月の大規模なサイバー攻撃により問い合わせが急増しているという。
 引き受けの可否や保険料は個別に判断されるが、ITセキュリティー対策の状況や会社規模、業種などの質問票に回答すれば、概算保険料の見積もりを受けることが可能だ。

最終更新:5/22(月) 11:30
NNA