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【Krush】挑戦者・左右田が王者・中澤に「なぜ噛みつかない?」

5/22(月) 22:48配信

イーファイト

 8月6日(日)東京・後楽園ホールで開催される『Krush.78』の追加対戦カードが、5月22日(月)都内で行われた記者会見で発表された。

【フォト】リング上で中澤に挑戦状を叩きつけた左右田

 ダブルメインイベント第2試合として、Krush-65kg王者・中澤純(TEAM Aimhigh)が、K-1 WORLD GP -65kg初代王座決定トーナメント準優勝の実績を持つ左右田泰臣(K-1ジム・シルバーウルフ)の挑戦を受けて初防衛戦を行う。

 中澤は今年4月、第5代Krush -65kg王座決定トーナメントを制して王座に就き、MA日本キックボクシング連盟&イノベーションの日本ウェルター級王座に続いて3本目のベルトを手にした。

 左右田は2013年3月にRISEスーパーライト級王座を獲得し、2014年11月からは新生K-1に参戦。ゲーオや野杁正明らとしのぎを削り、今年4月からはKrushにも参戦。中澤が王座に就いたと同時にリング上で挑戦を表明し、今回のタイトルマッチが実現に至った。

 左右田は「Krush参戦当初から言っていましたが、僕の目標はK-1の世界タイトルなので、それに近づく作業をしっかり遂行したいと思います」と、あくまでも目指すのはK-1のタイトルでKrushのタイトルは通過点に過ぎないとコメント。

 中澤は「左右田選手と戦えるのを楽しみにしています。強い選手と戦うのが格闘家の醍醐味だと思っています。それが最近分かってきました」と、強い挑戦者が現れたことを喜ぶ。

 相手の印象を聞かれると左右田は「まとまった、いろいろ出来るチャンピオンだが……」と話したところで、「僕が参戦会見で、KrushのベルトはあくまでもK-1のベルトの過程だと話しましたが、それに対して中澤選手やKrush -65kgの選手たちが怒ったり噛みついたりするかと思っていたが、大人しくて。僕は以前からセコンドでKrushを見ていて、その頃はそういうことがあったら選手はみんな噛みついていく勢いがあったが、今は全くなくて寂しい感じがする」と、拍子抜けだったと吐露。

 発言の真意を明かした左右田は、会見に同席していた宮田充プロデューサーに「どう思っているんですか?」と問うと、宮田プロデューサーは「みんな想いはあると思います。前回、左右田選手が突飛な行動を起こして(王座に就いたばかりの中澤に挑戦アピール)、やられたと思っているのではないか。あれをやられたらちょっとな、と。中澤選手もそれを受けて立ったので、そこに突っ込むのはどうかというところだと思います。これを機にリアクションは出てくると思います」と答えた。

 名指しを受けた中澤は、「ここで噛みついた方が面白いが、自分は演技派じゃないので(笑)。僕は左右田選手よりスケールがデカいことを考えていて、K-1のタイトルを獲って人生を彩ることをやっていこうと思っています。Krushのベルトが目標だった時は遠くに感じていたんですが、今は身近に感じています。人間は目標が目の前に吊るしてあると頑張れるんです。皆さん、その方法を試してみてください」と、左右田の挑発には乗らず人生の教訓を説明した。

 あくまでも冷静で大人の態度を貫く中澤は、左右田の印象を聞かれても「昔、見た時は強いなって思った部分はありました。強いと思うがやってみないと分からない。自分はチャンピオンとしてプレッシャーがあるわけじゃないし、相手の方が強いという気持ちもこれっぽちもない。ナチュラルなニュートラルな気持ちです」と、まるで達観しているかのような答え。

 しかし、左右田が「Krusuのベルトを獲ったら防衛しつつ、しっかり自分の目標に向かって進みたい。防衛戦をしたとしても自分のステップアップにはなると思うので、目の前の課題をひとつひとつクリアしていくだけです。さっきまではK-1のための通過点と言いましたが、今日の会見でひとつ思ったことをプラスアルファしたい。Krush -65kgの起爆剤に僕がなります」と宣言すると、中澤は「じゃあ、左右田選手がそう言っているので、面白い試合になると思います。一瞬も見逃さずKOを楽しみにしていてください」と、“言ったからにはその言葉通りの試合をしろ”とばかりに言い返した。

最終更新:5/22(月) 22:48
イーファイト