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高校野球関東大会 ひたちなか市民球場、“清宮熱狂”茨城県でも

5/22(月) 4:00配信

茨城新聞クロスアイ

茨城県でも“清宮フィーバー”-。高校野球の関東大会が21日、ひたちなか市民球場で行われ、プロ注目の清宮幸太郎選手(早稲田実3年)が登場した。話題の選手を一目見ようと、球場には本県高校野球の試合で過去最多となる1万2千人の観客が来場し、スタンドを埋め尽くした。晴天の下、観客は強打者の一挙手一投足に熱いまなざしを送り、本塁打1本を含む4安打3打点の活躍に歓喜、大きな拍手が沸き起こった。“清宮フィーバー”で球場内外は異例の盛り上がりを見せた。


ファン待望の瞬間は五回に訪れた。1点リードの五回裏1死走者なしの場面。清宮選手が放ったライナー性の打球が右翼スタンドに飛び込むと、観客席から大歓声が起こった。九回裏に同点適時打、延長十回裏にも適時打を放つ大活躍でファンを魅了した。

友人と観戦に訪れた高校球児、石塚海斗さん(つくば工科3年)は「期待通りのバッティング。身体つきも、打球の速さもすごい」と興奮した様子だった。

球場内の売店は大忙し。出店する小倉三雄さん(66)は「30年以上やっていて初めての盛り上がり」と驚きの表情。商品がすぐに売り切れ、球場と車で10分ほどの距離にある店舗を6回往復、商品を補充したという。

バックスクリーン裏に設置された特設チケット売り場前には、早実戦を目当てに前日の夜から観客が列をつくった。この日午前2時ごろには球場付近が車で混雑してきたため、当初の予定を約3時間早め駐車場を午前2時45分ごろに開放。チケット販売も約2時間繰り上げ午前5時35分に開始した。

一番乗りした那珂市平野、会社員の男性(69)は「清宮をバックネット裏の最前列で見たくて、(前日の)午後6時ごろに先頭を確保した」と話す。妻に夕食、朝食の2食分の弁当を作ってもらい、一夜を明かした。列に並んだ人の中には、京都府から訪れた男子大学生もいた。

球場の外では交通渋滞が発生。午前9時半ごろには臨時駐車場を含む約5千台分の駐車場がほぼ満車になった。自家用車で訪れた男性は、球場最寄りの国道245号から臨時駐車場までの約800メートルの道のりに「30分かかった」と苦笑いだった。

この日のために県高野連は臨時駐車場を確保したほか、役員約50人、補助員約90人、警備員60人を動員。事前の準備や深夜から対策を取ったため、大きな混乱もなく運営を無事終えた。早実は22日も同球場で試合を行う予定。県高野連の理事は「平日の方が国道245号は混む。22日も混乱なく楽しんでもらえるよう、気を引き締めたい」と話した。 (藤谷俊介)

茨城新聞社

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