ここから本文です

内村9連覇 絶対王者プラン通りの逆転どや顔 個人総合40連勝!

5/22(月) 6:05配信

デイリースポーツ

 「体操・NHK杯」(21日、東京体育館)

 男子個人総合が行われ、五輪2大会連続金メダルの内村航平(28)=リンガーハット=が4月の全日本選手権との合計172・900点で9連覇を達成し、08年11月から続いている連勝記録を40に伸ばした。リオデジャネイロ五輪団体金メダルの白井健三(20)=日体大=が172・550点で2位となり、内村とともに世界選手権(10月・モントリオール)代表入り。残りの代表は、全日本種目別選手権(6月24、25日・高崎アリーナ)の結果を踏まえて決まる。

【写真】内村航平、最終の鉄棒で大逆転!

 0・050点の僅差だった全日本選手権に続き、またヒヤリとさせながらも、伝説は終わらせなかった。5種目終了時点でトップの白井に0・500点差のリードを許した内村だが、それも想定内だった。

 「床で離されて、あん馬、つり輪で巻き返して、跳馬、平行棒でちょっと負けて、鉄棒で巻き返すというストーリーはできていた」

 プラン通り最終種目で逆転した千両役者は、演技が終わると代名詞の“どや顔”を披露。連勝記録を40まで伸ばした。

 「あらためて体操はしんどいスポーツだと感じた」。大きなミスをしない精神力で他を振り切ったものの、「集中力を持続させることは大変だと最近感じる。リオまではそういう感情はなかったが、練習環境も一人になり、6種目をやることは長いなと」。28歳という年齢、プロ転向という変化の中での難しさを吐露した。

 大きくなる世代交代の足音に脅威を感じるとともに、「楽しみしかない。世界選手権の個人総合は十八番なので、(白井)健三にいろんなことを教えられる」と胸を弾ませた。

 自身は7連覇が懸かるが、「今のままでは世界と戦えない」と危機感も口にした絶対王者。「リオの時くらいレベルの高い演技を目指して、Dスコア(難度)を上げないと」。新技の可能性も含めて、進化を誓った。