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バイオマス資源で地域を活性化、政府が提案募集

5/22(月) 13:08配信

スマートジャパン

 バイオマス産業都市の構築を推進している農林水産省など関係7府省(内閣府、総務省、文部科学省、経済産業省、国土交通省、環境省)は2017年7月7日までの間、今年度のバイオマス産業都市構想の提案を募集すると発表した。

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 国内には農村部・都市部の各地域で、木質、食品廃棄物、下水汚泥、家畜排せつ物などの豊富な資源がある。これらのバイオマス資源を活用した産業創出と地域循環型の再生可能エネルギーの普及を図ることで、地域の雇用創出や活性化につなげていくことが重要な課題となっている。

 こうした状況を踏まえ、2012年9月に関係7府省が共同で取りまとめたバイオマス事業化戦略で、原料の収集・運搬から、製造・利用までの経済性が確保された一貫システムを構築し、バイオマス産業を軸とした環境にやさしく災害に強いまち・むらづくりを目指すバイオマス産業都市の構築を推進することとなった。

 既にバイオマス産業都市は2013年度に北海道下川町など34市町村。2014年度には富山県射水市など6市町村。2015年度は山形県最上町など12市町村、2016年度は鹿児島県薩摩川内市など16市町村の合計68市町村を選定。このほど新たに2017年度のバイオマス産業都市の選定を進めることとなった。

 選定のプロセスはバイオマス産業都市構想の提案を募集し、有識者で構成する選定委員会が審査・評価を行い、選定推薦案を決定。さらに推薦案をもとに関係7府省が共同で地域を選定する。応募方法はバイオマス産業都市募集要領に従い、提案書及び参考資料を、郵送または電子メールの双方で提出する。

 選定された市町村に対しては関係7府省が連携して、地域の構想の実現に向けて、バイオマス産業都市関係府省連絡会議を活用しながら、構想の内容に応じて、関係7府省の施策の活用、各種制度・規制面での相談・助言などを含めた支援を行う。