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16年ぶり御衣田植え二本松、観世音菩薩開扉に備え

5/22(月) 9:31配信

福島民報

 福島県二本松市油井の福岡長谷観音祭礼の「御衣(おころも)田植え」は21日、市内油井の二階堂貞雄さんの田んぼで行われた。本尊の十一面観世音菩薩(ぼさつ)像を16年ぶりに公開する「御開扉」が10月に開催されるのに伴い、菩薩像がまとう御衣に使う稲わらを収穫するための最初の行事。
 二階堂家は先祖代々、江戸時代から役目を受け継いでいる。貞雄さん、佑さん親子が伝統の裃(かみしも)、編みがさ姿で田植えを行った。
 16年ぶりの伝統行事を一目見ようと氏子、地域住民ら約150人が集まった。二階堂さん親子が10平方メートルほどの田んぼに入り、苗を手で一本一本丁寧に植えていった。御開扉祭典委員会の加藤和信委員長があいさつした。
 秋には刈り取り、御衣編みなどを行い、10月7日から3日間、祭礼が執り行われる。

福島民報社

最終更新:5/22(月) 11:46
福島民報