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サファテが見舞いで一時帰国 ホークス正念場 工藤監督「逃げて四球の投手は…」寺原ローテ外す

5/22(月) 6:40配信

西日本スポーツ

■8カードぶり負け越し

 ◆西武7x-6ソフトバンク(21日・メットライフドーム)

 今季初のサヨナラ負けを喫した工藤ホークスが正念場を迎えた。同点に追い付いた直後の9回、岩崎が西武栗山に痛恨のサヨナラ被弾。8回には森も炭谷に一発を浴びるなど、投手陣が痛打を浴びて8カードぶりに負け越し、3位西武に2ゲーム差に詰め寄られた。さらにサファテが家族を見舞うために米国に一時帰国。戦列復帰は交流戦開幕後の6月2日の予定で、守護神の不在期間は総力戦で踏ん張るしかない。

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■投手陣正念場

 驚異の二枚腰も実らず、最後はリーグ最多得点を誇る西武の破壊力に屈した。今季初のサヨナラ負けで8カードぶりの負け越し。「中継ぎ陣のせいにはできない。頑張ってきた。打たれることもある。しっかり切り替えていきたい」。敵地名物の108段の階段をひと息に上り、工藤監督は振り切るように言った。

 今季初めて4点差を逆転した直後の6回、既に4勝と勝ち運も光る五十嵐が追い付かれた。7回から登板の森は、続投した8回に炭谷に勝ち越し被弾。松田に同点弾が出た9回は、岩崎が栗山に中堅右へサヨナラ弾を浴びた。今季4度目の回またぎで3度目の失点となった森は「自分が抑えれば」と悔やみ、岩崎も「追い付いてくれたのに申し訳ない」と自分を責めた。

 悔しさがにじむのも無理はない。当面の戦いを思えば、この結果はいかにもタイミングが悪かった。守護神サファテが試合後に離日。家族を見舞うため米国へ一時帰国し、きょう22日に出場選手登録を外れる。球団の発表では再来日は30日の予定。戦列復帰は6月2日が見込まれている。

 防御率は五十嵐が1点台、森は2点台。0点台の岩崎は19試合ぶりの失点で今季初黒星を喫した。3人ともこの6連戦で4試合目の登板。ブルペンの軸から動かしようもない。指揮官は「彼(サファテ)がいなくて負けたと、帰ってきた時にどうしたの?とならないように、皆で力を合わせて」と強調。代役は岩崎を軸に状態に応じて立てる。

 喫緊の課題として「最後じゃなくて最初が残念。しっかり考えないと」と先発陣の再考に言及した。「勇気を持って投げられない、逃げて四球の投手は外れてもらう」と3回途中5四死球で4失点、危険球退場の寺原はローテから外す考え。故障者続出で急きょ中継ぎから回り5試合目だったが、大量失点が続いた。

 背部の不安から千賀の登板間隔を空けるため、続く6連戦は中5日の東浜で滑り出す。サファテ不在に触れて、工藤監督は「彼もチーム愛の非常に強い選手。1個でも2個でも貯金をつくって迎えられるように」と誓った。あらゆる状況を踏まえ、岩崎も「みんなでカバーしていくしかない」と救援陣の思いを代弁した。

西日本スポーツ

最終更新:5/22(月) 7:28
西日本スポーツ

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