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博多ラーメン「一幸舎」がブラジル進出 1杯1200円前後で「本場の味」

5/22(月) 10:16配信

qBiz 西日本新聞経済電子版

 南米最大の都市、ブラジルのサンパウロに今秋、博多ラーメンの「博多一幸舎」が初出店することが分かった。九州経済調査協会によると、九州の飲食関連企業でブラジルに進出した例はまだないという。人口約1200万人のサンパウロには約40万人の日系人が暮らしており、本場の味は話題を呼びそうだ。

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 店を運営するウインズジャパン(福岡市)によると、日本のラーメン店がサンパウロに進出するのも初めて。同社は東京、大阪など国内のほか、中国、インドネシア、米国など7カ国・地域に出店しており、今回はブラジル在住の日本人コンサルタントからの打診があり進出を決めた。

 サンパウロの東洋人街「リベルダージ」の3階建てビルに約40席の客席と製麺所を設置する計画で、9月末の開店を目指す。日本からスタッフ3人を派遣し、2人を常駐させる。価格は1杯1200円前後になる見込み。麺やスープは日本で提供しているものになるべく近づけ、現地の人たちの好みに合わせたメニューも開発したい考えだ。

 サンパウロ在住の日系3世で福岡県人会副会長の福永ミルトンさん(54)は「博多ラーメンが食べられるようになるのは非常にうれしい。ラーメンがブームなので、現地受けする味やスタイルを研究し、ぜひ成功してほしい」と出店を歓迎。ウインズジャパン取締役の吉村幸助さん(40)は「日系人をはじめ多国籍な人々が集う国で本場の味を広めたい」と話している。

西日本新聞社