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木村拓哉、カンヌの“洗礼”受ける 三池崇史監督の活劇として大受け『無限の住人』

5/22(月) 19:24配信

dmenu映画

5月17日から始まった第70回カンヌ映画祭アウト・オブ・コンペティション部門で公式上映された、三池崇史監督、木村拓哉主演の『無限の住人』。上映が行われたメイン会場リュミエール劇場の観客の反応はすさまじかった。会場前の熱狂ぶりもすごかったが、レッドカーペットを歩いた三池監督、木村、杉崎花が会場ロビーに到着するや、会場を埋めた観客は立ち上がり、歓声と拍手、指笛で三人の入場を歓迎した。

【画像】捨て身の演技が映える杉咲花

その興奮は上映が進むごとに増した。主人公・万次(木村)が“百人斬り”と呼ばれるきっかけとなる、異形の武装集団との激闘シーンには歓声があがり、その後、繰り返されるアクションシーンの度に、観客たちはどよめく。「おおおぉっ~」という声を本当に出しながら。そして、拍手、拍手、拍手。まさに興奮が渦を巻く、という感じだ。

興奮のクライマックスは、万次のもとを離れ、ひとり仇討ちに挑もうとした凜(杉咲)が、絶体絶命の危機に陥り、もうこれまでか、と思われたまさにそのとき、万次が廃屋の屋根に仁王立ちで現れるシーンでやってきた。「うおおおぉぉーっ!!」という歓声と拍手、ピーピーと指笛が、ぐわっと会場を包み込む。活劇の醍醐味、ヒーローによる救出である。間に合った! よかったー! さぁ、あいつらをさっぱりと殺っちゃってくれ! というシーンだ。

記者会見で木村は、この歓声について「隣で見ていた監督が、ぼそっと“そうなるでしょう”とつぶやいた」ことを明かす。監督にしてみれば“してやったり”ということだが、「日本では映画館でも他の人の迷惑にならないよう静かにしましょうと言われて育っているから、こういう反応はしないでしょう。でも、これが本当だろうって思いましたね」と木村。「スクリーンと観客席がコミュニケーションを取っているという感じ。一方通行じゃない。映画は完成がゴールだと思っていたけれど、そうじゃなかった。観客がゴールなんですよね。これ、舞台挨拶で市原(隼人)が言ってたんだけれど、カンヌでお客さんと一緒に見て、ああ、こういうことかと思いました」

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最終更新:5/22(月) 19:24
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